卒業論文中間審査会と卒業論文審査会(江頭教授)
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21日からスタートした卒業論文の中間審査会、22日も継続して実施されています。引き続き、一人の10分の持ち時間と交代時間1分で次々と発表が行われます。発表は7分、質疑が3分。研究の背景から今までに得た成果、そして今後の展望まで含めると時間はぎりぎりです。多くの学生諸君にとって発表は初めてですから見るからに緊張している様子のひとも。発表が終われば質疑応答の時間ですが、これはもっと緊張する時間です。でも、本当は学生さんより指導教員の方がキリキリと胃の痛む時間帯かもしれません。
初日は約50人の発表がありましたが、第2日は約半分の人数。発表会は早めに終わるのですが、これは私たち教員が審査のための会議をする都合もあるからです。前期の卒業研究の評価は形式的に「卒業研究1」という授業の評価として担当する教員が個々に成績を登録するのですが、この会議で成績評価について話し合ってから登録することにしています。
実は、この「卒業論文中間審査会」と同時に「卒業研究審査会」も行われました。早期卒業制度(学部4年間と修士2年間の6年の授業を5年で取得する取得するプログラムです)を利用する学生さんは半期早く卒業しますから、この時期が卒用発表の時期となるのです。こちらも同様に発表会と教員の会議をへて卒業が決定します。
さて、二日間で卒業論文中間審査会と卒業論文審査会を終えての感想はいろいろとあるのですが、やっぱり「疲れた…」がみんなに共通した感想ではないかと思います。授業が1コマ90分として約9コマ分の授業と同じくらいの時間、ずっと椅子に座って話を聞いていたわけです。我々教員はいつもしゃべる方のなですが、聞く役割で9コマはまれな経験です。
普段、学生さんはこの椅子に座っているのか。
うーん、もう少し座り心地のよい椅子にしてあげるべきなのでは…、などと考えてしまう審査会でした。
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