« オーストラリアへの渡航にはETAが必要です(江頭教授) | トップページ | 牧場?キャノーラ畑?(江頭教授) »

成田空港で預け入れ荷物をチェックされたはなし(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

  前回に引き続き、オーストラリアへの出張で経験したことについて紹介しましょう。

 オーストラリアに出張と言っても実は今回も出張まえのお話。前回のETA問題が解決して空港のラウンジに入ったところで呼び出しのアナウンスが。あれっ?自分に呼び出しがかかっている。やっぱりETAに問題があるのかな、などと思いながら窓口へ。

 「荷物に問題がある」そうで、「出発のゲートに行ってください。」と言われました。一体何だろう?「バッテリーが荷物に入っているそうです。」

 飛行機ではある程度の容量以上のリチウムイオン電池などは預け入れ荷物に入れることはできません。エネルギーをパンパンに貯め込んだ蓄電池が何かの拍子に暴走したら発火して火事の原因にもなり得るわけですからね。そのことは知っていたのでPC用のバッテリーパックはちゃんと機内持ち込みの手荷物に入れておきました。(バッテリーの手荷物での機内持ち込みはやや制限が緩いのです。手元ですぐに対処できるからでしょうか。)それにしても何が引っかかったんだろう。計測機器も一部持ってきていますが普通の乾電池駆動のものしかないはずだけど…。
81y3ztdpael_sl1500_

 

 はい、原因は写真のとおり。フィールドの撮影用に持ってきたドローンでした。

 空港の発着ゲートの裏に自分の荷物が届いていて、私が鍵を開けると係の人が中を確認。私はその時点でやっと思い至ったのですがドローンにはでっかいバッテリーがついていますよね。ケースを開けてもらって中からドローンを取り出して、バッテリーを外してもらいました。航空機のスタッフに確認してもらってこのバッテリーを手荷物にいれることで一件落着。一時はドキドキしましたが事なきを得ることができました。

 この一件、自分は「ドローン」と認識していたものが航空会社からみれば「バッテリー」だった、ということですが、まあ私の思い込みが問題でしょう。空港職員の人に聞いてみると「時々あること」なのだそうです。(ひょっとして私に気を遣ってそう言ってくれたのかも知れませんね。)

江頭 靖幸

« オーストラリアへの渡航にはETAが必要です(江頭教授) | トップページ | 牧場?キャノーラ畑?(江頭教授) »

日記 コラム つぶやき」カテゴリの記事