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オーストラリアへの渡航にはETAが必要です(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 私は今(2019年9月9日現在)オーストラリアに出張中です。今回はこの出張で経験したことについて少し紹介しましょう。

 海外出張ですからまずは空港に。出国の手続きのまえに航空会社(今回はANAです)のチェックインカウンターで手続きをして荷物を預けます。このとき、「ETAは大丈夫ですか?」と聞かれて「もちろん。」と答えます。

 そも、ETAとはなんでしようか。「オーストラリアへの渡航許可」のことで昔は大使館から紙の書類を発行してもらっていましたが今は電子化されていてElectronic Travel Authority、略して「ETA」と呼ばれています。以下の図の様に、ネット経由でのオンライン申請もできて有効期限は1年。私の場合は今年の2月にもオーストラリアに来ていますからそのときETAを取得しています。当時のETAは当然いまも有効…あれっ?今年の2月もそんな事考えてなかったっけ?もしかして、2月にはオンライン申請していないのでは?

 不安になってANAのカウンターの人に「確認してもらえませんか?」と聞いてみると端末を見ながら次第に険しい表情に。

 「少々お待ちください…」えぇー?

Photo_20190905073901 

 しばらくしてカウンターの人が帰ってきました。

 「ETAの期限は今日でした。」「入国時に有効なETAがあれば大丈夫だ、とのことですので、今回は問題ありません。」

 そうだったんだ。前々回の出張の時にETAを申請して、それが昨年の9月だったのですね。今年の2月はそれが有効で、申請はしていなかった。だから今回は申請するタイミングだったわけですが、ちょうど有効期限内だった、ということのようです。ギリギリセーフとはまさにこのこと。危ない危ない。冷や汗ものです。

 じつはETAのオンライン申請、問題が無ければ即時処理されます。国際線では早めにカウンターに行くことを考えると実は空港でETAを申請する、という手もあったのですが、まあ気をつけるに越したことはありませんね。

江頭 靖幸

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