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今学期も今週でおわりか…、おっとクォーター制でのことですよ。(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 今回はタイトルで出オチの記事ですが、実は今日、11月13日からの一週間でクォーター制での学期(3期と呼んでいます)が終了します。ただし、火曜日は依然紹介した事情で遅れていたので11月22日に第8回目の補講を行うことになります。

 さて、本学は全体としては前期後期の2期制ですが、一部にクォーター制(4期制)を採り入れています。本学工学部の特徴の一つ、コーオプ実習で8週間の企業での実習を行う関係上、残りの8週間をクォーターとして運用することになるのです。我々応用化学科は前期を二つに分けて1期、2期それぞれ8週間を割り当てていますから、今回第3期の終わりは直接には関係がありません。ただ、工学部の機械工学科では後期にコーオプ実習を行っているため、3期、4期で実施される授業もあるのです。

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 これは私の昔からの持論なのですが、たくさんの科目を半年(本当は15週間なので4か月弱ですが…)かけて学習する今の制度は実は効率が悪いのではないかと思っています。一週間の間にあれもこれも、いろんな科目を学んでちょうど記憶が薄れたころに続きを教えられる。前回の復習に時間を費やすことになる上に、トータルでは間延びしていて授業の全体像が把握しにくいのではないでしょうか。

 集中講義(すべての授業を連続して行い、一科目を2,3日で終了する形態の授業。大学院などで外部の先生に授業をお願いする場合に行われます。)の様に一日に2コマ以上の授業を行うと予習・復習の暇がなくなってしまいますが、例えば一日2~3教科で週5日、3週間を区切りとする10期制(ワンテンス制?)などはどうでしょうか?少ない科目を集中して学習することで効率的に学習できると思うのですが…。

 まあ、ワンテンス制は難しいとしても、今回のクォーター制、3年次前期以外にも広げていってはどうか、私はそう思っています。

江頭 靖幸

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