レポート印刷のこと(江頭教授)
| 固定リンク 投稿者: tut_staff
先に「手書きレポートの限界」と題して本学科1年生のレポート作成の様子について紹介しました。化学、いや科学関係のレポートであれば図やチャート(グラフ)が必須となるので手書きのレポートではどうしても限界がある。やはりPCで作成してプリントアウトしたレポートが必要で、1年生も後期になるとかなりの学生さんのレポートがプリントアウトしたものとなる、というお話です。
さて、PCでレポートを作成、というところまではみんなOKのはず。何しろ本学は「ノートPC一人一台」を前提とした授業を行っているので、入学のときノートPCを持っていない学生さんも購入することになっているからです。でもプリンターはどうでしょうか?
プリンターは以前は高価なもので(「NTX-J」とか)昔は個人で持つのが難しいものだったわけですがPCの普及、インクジェットやバブルジェット技術の発展によって低価格な家庭用プリンターが登場。個人でもプリンターを持つことができるようになりました。とはいえ、ノートPCほどには利用する場が少ない。家庭用プリンターのほとんどは「年賀状のあて名」の印刷に使われていると聞いたこともあるくらいで、一般家庭では年に何度も使うことはないのでは、と思います。
おそらく、ほとんどの学生さんはプリンターは持っていないのではないでしょうか。では、どうやってレポートを「印刷して」提出しているのでしょうか?
ここで、もう一つの先日の記事「ポスター印刷のこと」で紹介した八王子キャンパス図書館棟3階のメディアセンターが登場です。このメディアセンターにはプリントショップと称して高速プリンターがずらりと並んでスタンバイしています。学生諸君はここで自由に(一応、枚数制限がありますが確か数百枚というレベルだったはず)PC内の原稿を印刷して提出用レポートを用意することができるのです。
おそらく、メディアセンターではプリントショップの業務のほうが中心で、ポスター印刷は追加の業務なのでしょう。レポートは授業期間中ならほぼ毎週提出することになりますが、さすがにポスター発表はそんな頻度では行われません。それに、レポートの代わりにポスターを提出されても置き場所に困りますからね。
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