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「コーオプ教育プログラムの実績報告会と成果発表会」が開催されました(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 本学工学部の特徴であるコーオプ教育、その中心と位置づけられる「コーオプ実習」は8週間にわたる企業での就業体験です。応用化学科では3年生を対象に本年度の前期に行われましたが、12月4日にはその「成果発表会 」が開催されました。この「成果発表会」毎年開催されているのですが、今回は少し様子が違います。当日には下の写真のような看板が。

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 今回の成果法公開は文科省の「大学教育再生加速プログラム」で事業テーマⅣ「長期学外学修(ギャップイヤー)」の一つとして採択された本学のコーオプ教育プログラムの成果発表会を兼ねているのです。

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 と、いうことで今回の成果報告会では第一部としてこれまで本学で実施してきたコーオプ教育を総括する講演会が行われました。

 第一部の講演会を終え、例年通り実習を終えた学生によるポスター発表が行われました。

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 コーオプ実習は就業体験であると同時に教育の一環でもあります。学生諸君には就業体験を通して通常の授業では得られない知識や気づきを得て欲しい、そのような考えに基づいて計画されたものです。ただ実習を経験するだけにとどまらず、各自が実習で得た経験を振り返り、同級生たちとその経験から得たものを分かち合うことで、より教育的効果を高めたい、今回の成果報告会にはそんな意図があるのです。

 さて、本学に工学部が開設されてから5年目、今回のコーオプ実習に参加した学生は3期生となりました。1年目は無我夢中でしたが、3年目ともなるとルーチンで回る部分も多くなりました。ある程度の余裕ができてきたともいえるのですが、惰性に陥ることなくこの余裕をうまく使って、本学でのコーオプ実習を少しでも有意義なものとしたいと考えています。

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