「サステイナブル」?、 「サスティナブル」?、「サステナブル」?2020年版(江頭教授)
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我々応用化学科が所属する東京工科大学工学部、その柱の一つがサステイナブル工学教育です。では「サステイナブルって何?」と思ったひと、言葉自体が分からないひとはどうすれば良いのでしょうか。「ググれ!」ということで今回は「サステイナブル」と検索の話を。
「サステイナブル」とは "sustainable" という英語をカタカナになおしたもので...、と始めた途端に問題が生じます。 "sustainable"って「サステイナブル」じゃなくて(イのない)「サステナブル」では、いや(イが小さい)「サスティナブル」だろう等々、表記のゆらぎがあるのです。
ものは試しで実際に検索してみましょう。Google検索で検索してヒット数からどの表記が主流なのか比べてると、
「サステナブル」 4,630,000 件
「サスティナブル」 1,550,000 件
「サステイナブル」 2,950,000 件
という結果が。我らが工学部おすすめの「サステイナブル」は第二位。一位の「サステナブル」の半分くらいのヒット数でした。
「サステナブル」が主流なのかなぁ、でも「サステナブル」で検索したときの画面は以下のとおり。これってAKB人気の影響なんじゃないの。
いえいえ、実は今回の記事内容はこのブログの片桐教授による記事「雑感 サステイナビリティの認知度 「サステイナブル」?、 「サスティナブル」?、「サステナブル」?」をベースにしたものです。この記事は2016年03月14 日に書かれたもので、その当時の同様の検索結果は
「サステナブル」 1,940,000件
「サスティナブル」 381,000件
「サステイナブル」 359,000件
だったそうです。
約4年前の当時から「サステナブル」が主流でした。それどころか我々の「推し」である「サステイナブル」は当時は第三位、一位の「サステナブル」の5分の1程度のヒット数だったのです。この4年間で「サステイナブル」という表記に比重がどんどん大きくなっているわけですね。これが本学の工学部の活動の結果、とまでは言いませんがなんとなくうれしい気もします。もっとも「できるなら、英語の用語のカタカナ表記は統一してもらいたい」というのが一番まっとうな考えなのですが。
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