卒業論文提出日(2019)(江頭教授)
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応用化学科の四年生はこの春卒業の予定。いま卒業研究の仕上げにかかっていますが、昨日と今日(23日,24日)は卒業論文の提出日となっています。
卒業論文の提出というのは大学の中では結構なビッグイベントです。提出しなければほぼ自動的に留年決定なのですから、普通のレポートの様に期日までにポストに入れる、という訳にはいきません。場所と時間を決めて担当の教員に提出することになります。内容をチェックして規定を満たさないものは却下。受け取ってもらえた場合は「受領証」に判をもらいます。この受領証は卒論を提出した大切な証拠書類ですから、卒業証書をもらうまで大切に保管することになります。
卒論の提出が間に合わない!というシーン、昔はドラマや漫画で見たような気がしますが今はどうなのでしょうか。実際の卒論提出はやはり厳格なもので、期限通りに提出しないと受け取ってもらえないことになっています。提出する論文は本編とそのコピー2部。全部で3部を提出します。印刷する時間もそれなりに必要ですから余裕をもって準備するべきでしょう。
応用化学科の提出日は本来昨日(23日)なのですが、今日は一応の予備日。何かの事情で提出できなかった人向けの時間です。この場合は理由書を作成、指導教官が確認して押印することが必要条件です。
では、提出された論文はどうなるのでしょうか。実はすぐに研究室に帰ってくるのです。受け取りの場所では論文が完成したことを確認することが仕事なのですから、その後は卒業論文発表会に向けて先生が予習するのに使う事になります。
今回、私のところに届けられた卒論は全部で24冊。えっ、そんなに卒業生が?いえいえ、これは主査と副査用の卒業論文が届いているのです。1人の学生に副査が2名。逆に言えば先生たちは自分の研究室と他の2研究室分の学生さんの卒業論文に目を通す、という事になるのです。発表会までにこれだけの数の論文に目を通さなければなりません。今度は私たち教員が忙しくなります。
さて、次のビッグイベントは卒業研究発表会。これは2月の5,6日に予定されています。
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