2020年度シラバス作成中(江頭教授)
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今日は新年二日目、まだ本学はお休み中でスタートは来週の月曜日からです。その開始一番での仕事が各種授業の担当教員によるシラバスの登録となっています。
「シラバス」という言葉はどのくらい知られているのでしょうか。我々大学関係者にとっては言わずもがななのですが、はて世の中一般ではどうでしょう。私が学生の頃、シラバスは「授業概要」といった名前だったと思います。いわば「授業のカタログ」のようなもので、授業の内容についての説明が大学で行われる全ての(あるいはほとんどの?)授業について記載されたものでした。もちろん、当時のことなので印刷物として配布されていました。当時は授業当たりの内容もそれほど多くはなく1科目1ページかそれ以下だったと思います。でも授業数は多いので冊子としてはそれなりの厚さがあり、自分の受ける授業を見つけるのも一苦労だった記憶があります。
さて、現在のシラバスは電子化されていてネットからアクセスできるようになっています。登録も同時に電子化されていてWEB経由で登録可能。そして毎年の教員によるシラバス登録の締め切りが年の初等にくる、という訳です。これは毎年のことで年中行事化しているのですが、今年、オリンピックの行われる2020年は少し様子が異なります。
えっ、オリンピックとシラバスに何の関係が?
実はオリンピックとパラリンピック期間中、本学はお休みになるのです。
オリンピックの開会式が7月24日、閉会式が8月9日。その間2週間とすこし。そしてパラリンピックの開会式は8月25日、閉会式は9月6日とこちらも2週間弱となっています。この合計4週間の間大学をお休みにするとなると15週間の授業日数を確保するのは難しい。ということで2020年度の授業は夏学期、冬学期ともに開講期間を14週間と予定しているのです。
授業の回数が15回から14回に変更となれば授業計画もそれなりに改訂が必要となります。必然的にシラバスの変更は必須となりますから、今年のシラバス作成は例年より少し大変なのです。
えっ、授業が減ってラッキーだって、いえいえ授業日数が1週間分へるかわり、授業1コマの時間は今の90分から100分に変更となります。
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