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オンライン授業の一週間(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 全面オンラインに移行した2020年の新学期、最初の一週間が過ぎたところで我々応用化学科の全教員でWEB会議形式で情報交換を行いました。もともと水曜日がいろいろな会議が行われる曜日ですが、今学期は水曜日から授業がスタートしたのでちょうど一週間が終わり、二週間目に入るところで学科の会議の日程がまわってきたのです。

 教員が1人ずつ自分の担当している授業の実施方法と学生の反応、その他の気がついた点について話していきます。ちょうどこの日の午前中に学生さん達にやってもらったグループワークと同じ様なことを教員がやっている構図です。

 さて、私の感想は、先生方は皆いろんな方法を工夫しているんだなー、という事。特に本学の学習支援システムの moodle については、まだまだ知らない使い方があるのだな、と思っています。授業開始前の出席の代わりにアンケートを取ること、アンケートには「もう実験用の白衣を注文しましたか?」といった重要な確認事項を入れること、アンケートに答えることでその日の授業内容にアクセスできるようにすること、などなど。

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 1年生とそれ以上の学年とどオンライン授業に対する反応に違いがあるのでは、という話も。1年生の方が教員に対する質問が活発でチャットやメールなどを抵抗感無く使いこなしてる様子です。たった一週間ですが1年生はすでに「デジタルネイティブ」なんでしょうか。

 全学年、総じて順調にオンラインの授業を受けることができているようで、私はホッとしています。開始前に予想していた状況より全然良い。とは言え、これは最初の一週間の話ですから、この後も気を引き締めてオンライン授業に臨む必要がある、そんな気持ちになったオンライン会議でした。

江頭 靖幸

 

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