ハチの巣の駆除(江頭教授)
| 固定リンク 投稿者: tut_staff
実家の庭のミカンの木にハチの巣ができているから駆除してほしい。そんなことを相談されました。
庭にでて確認してみると、たしかに結構な大きさのハチの巣ができていました。でもスズメバチの巣ではなさそう。これなら自分で処理できるかな、ということでハチの巣の駆除をやってみることに。
ネットで調べるとハチの巣専用の殺虫剤スプレーがあるそうで、数メートル離れた距離から噴射すれば良いとか。とはいえハチにさされると大変なので防護はすべし。そうだ、オーストラリアで使っているフライ(あえて日本語にはしません)ネット付の帽子をかぶろう。化学薬品をつかうから保護メガネも必要だよね。
そしてハチが巣に帰って活動を休止している夜、できれば日暮れから2時間以降に駆除するのが良いそうです。朝じゃダメなのかな。でも、ハチは我々人間が及びもつかないほど早起きかもしれん。やっぱり夜にするか。今の季節、日没は6時過ぎだから、夜の8時くらいに決行だ。
夜の庭にでて部屋からに明かりを頼りにハチの巣をみつけます。購入しておいた殺虫剤を思いきり巣に向かって噴射。暗くて様子はよくわからなかったのですが、ここでハチに出くわしてはかなわない。急いで実家の中に戻って確認は明日の朝にすることに。さて、うまくいったかどうか。
ウソみたいだろ。死んでるんだぜ。これで…。
写真では伝わらないのですが、このハチたちは全く動きません。それでも最初は寝ているだけなのかと思ってしまうくらい、まったく普通の様子です。念のためしばらく様子をみてから巣を落としたのですが、その際にはぽろぽろ落ちるのでやっと死んでいることが確認できました。
うーん、なんというか。もっと、こう、「蜂の巣をつついたよう」な大騒ぎが起こって翌朝にはハチの巣だけが残っている様子を想像していたのですが…。こちらの想像を超えた効き方で、噴霧した瞬間にすべてが凍り付いたかのよう。ハチは何も気が付かないうちに死んだのでしょうか。なんか怖いなあ…。
とはいえ、殺虫剤の会社のたゆまぬ技術開発の結果がこの「居合」のような利き方なのでしょう。技術者の皆さんの精進に感謝。あとハチのみなさん、ごめんなさい。こんなことして何ですけど、僕が地獄に落ちた時は見捨てないで助けてね。(いや、あれはクモか。)
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