フレッシャーズゼミ最終回、前期もそろそろ終了です(江頭教授)
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今週の水曜日(8月5日)、今年度のフレッシャーズゼミの授業は最終回を迎えました。フレッシャーズゼミについては、ずいぶん前になりますが、こちらの記事で説明しています。要するに「大学になって、クラスや担任というものが無くなった隙間を補完するための授業」です。
応用化学科ではフレッシャーズゼミの時間を利用してグループワークと、その成果の発表会を行っていますが、その発表会は先週と今週の前半で行いました(こちらの記事で紹介しています)。オンラインのポスター発表の試みは初めてだったのですが、やっぱり対面での発表とは違います。ポスター毎にオンライン会議システムの会議室を用意したのですが、その会議室に発表の途中に入ると議論に参加できないのですね。実際のポスター発表だと、ポスターを読むことである程度途中からでも発表に追いつくことができるのですが、オンラインだとそうはいかない。ポイントはリアルなポスター発表では発表者が示したいポスターの細部と、遅れてきた人のためのポスターの全体像とが両方平行して示されている、ということの様です。いつか、WEB会議システムもリアルなポスター発表会を再現できるようになるのでしょうか。
さて、フレッシャーズゼミの最終回、後半はいろいろな連絡事項、そして夏休みの過ごし方についての注意でした。
例年ですと、急に自由になる時間が増えて夏休みにはペースを乱すひともいるから注意してください、という内容になるところですが、はて、今年はどうなのでしょうか。確かに授業の時間は無くなるのですがオンラインの授業も多かった今年の前期では、多くの学生さんがいつも以上に自分のペースを守ることに努力してくれていたと思います。できれば、夏休み中にもその努力を継続してくれたら、と思う反面、久々に一息つける時間を楽しんで欲しいという気もして複雑なところです。
私のフレッシャーズゼミでは最後に学生諸君に一言つづもらって終わりにすることとしました。大学に入って初めて知り合った同期生がこのフレッシャーズゼミのメンバー。7月に入って一部の人とは対面できたものの、まだ実際には会ったことのない人もいる。いつもの大学1年の前期であればもっとたくさんで出会いがあったでしょう。今年は限られた条件の故により印象深い出会いとなったのかも知れません。
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