ビデオ会議システムと鏡と窓(江頭教授)
| 固定リンク 投稿者: tut_staff
以前、こちらの記事でビデオ会議システム( Google Meet です)をつかて合わせ鏡の様な状態をつくった話を紹介しました。今回気がついたのは、Google Meet はそれ以上に鏡に似ているのでは、という話。よくある「鏡をみると左右が反転している問題」です。
以下は Google Meet でPCの画面上に写っている自分をスマートフォンで写真に撮っている所です。左手でカメラを構えて右手でシャッターボタンを押しているのですが、正に鏡に映るように左手は左側、右手は右側に写っています。もし中の人がいれば、中の人からみると右と左が反転しているわけですね。(「中の人などいない!」という立場なら話はここまでですが…。)
いや、これが普通でしょ。と思う人もいるかも知れません。でも Google Meet が別の表示をするケースもあるのです。
じつは先ほどの写真をとるとき、2台のPCを並べて撮影していたのです。カメラがついているのは左側のディスプレイに接続されたPC。もう一台、右側のPCには同じアカウントで二重ログインをした画面が写っています。つまり、左側が本人の見る画像、右側が他の人がみる画像なのです。
さて、ご覧のとおりこの二つの画面は左右が反対になっています。つまり、自分の画像は鏡に写る様に、他人の画像は窓を覗く様に処理されているのですね。
一体どうしてこんな仕様になっているのでしょうか?詳細は分かりませんが、人間が自分の顔をみるのは、ほとんどは鏡をみる時でしょう。それに合わせて本人の映像だけは左右が反転されるように処理されているのではないでしょうか。
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