私には「直近の活動限界」があるらしい(江頭教授)
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「あなたには直近の活動期限があります。」というタイトルの見慣れないメールが届きました。はて、新手のスパムでしょうか。困ったものだ、と思ったのですが出所は東京工科大学のクラウドサービスセンターです。一体何だろう、と開けてみると…。
講義の課題提出の期限た近づいているよ、というお知らせでした。moodle という本学で使っている学習支援システムから送られてきたものでした。
私は自分以外の先生の授業を取っているわけではない(というか取れない)のですが、moodle では自由に(というか勝手に)ほかの先生の授業ページを覗くことができます。その際、学生というロール(資格)で登録することになるのですが、その記録に従って私に早く課題を出すように催促のメールが来た、ということの様です。
そうか、でもいろんな授業ページを覗きに行ったけど一つも課題をだしていない(当たり前です)からもっとたくさんの「活動限界」メールが来てもおかしくなさそうなんだが…。
なおこれらのメール送付は、Moodleの新しい機能「予測モデル」が動作しているために送られております。
「予測モデル」は学生がMoodleコースから脱落することを防ぐための機能となっており、
Moodleへのアクセス履歴等からコースから脱落する可能性のある学生を予測し教員に通知したり、
締め切りの近い課題のお知らせを学生に通知したりします。
という説明がクラウドサービスセンターから届ていました。どうやら課題が未提出の場合に自動的にこのメールが来るわけではないようです。moodleには「私は脱落する可能性のある学生」と認識されているのですね。
さて、最初に戻ってなんでこのメールを「スパムだ」と思ったのでしょうか?なんとなく自動翻訳っぽい上に固有名詞的なものが一切ない、だれに送られているのかわからないようなタイトルがその原因でしょう。もしかしたらスパムを送るシステムも Moodle の「予測モデル」と似た部分があるのでしょうか。
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