メンタルヘルスケアをテーマに全学教職員会が開催されました(江頭教授)
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東京工科大学では月に一度、八王子キャンパス、蒲田キャンパスを通信で結んで「全学教職員会」と称した講習会を開いています。(この「全学教職員会」についてはこのページでも紹介しています。)「全学教職員会」もコロナウイルスの感染拡大の影響をうけてオンライン開催となっていました。前回の「オンライン授業の作り方」では内容と形式がぴったりマッチしていましたから、オンラインでの「全学教職員会」も一概に悪いとは言えません。でも、やっぱり全学の教員・職員が一堂に会する、というのは貴重な機会です。(まあ、八王子キャンパスと蒲田キャンパスに分かれているので「二堂に会する」なのかも知れませんが...。両キャンパスの間は中継でつながれていますが、その意味では当時からオンラインだったと言えるかもしれません。)
さて、今月10月の14日に開催された全学教職員会から対面の「全学教職員会」が再開されました。八王子キャンパスの会場は片柳研究棟の地下ホール。最初に挨拶に立った大山学長からも「やっと直接お目にかかれた」と。対面で再開されたいくつかの授業と同様、なんとなくコロナ騒動以前に雰囲気が戻ってきている気持ちになります。とは言え学長もマスクを付けての挨拶。完全に昔に戻るにはまだまだ時間がかかりそうです。
今回のテーマはメンタルヘルスケアについて。本学医療保健学部の中川 和美教授が登壇されました。
「10月10日に東京タワーが白くライトアップされたことを知っていますか?」
意表を突く話題からスタートしました。実は10月10日は「世界メンタルヘルスデー」。正直私はそんな国際デー(国際記念日)が作られていたとは知りませんでした。日本では自殺のピークは4,5月。新年度がスタートして環境が変わることが影響していると考えられていますが、世界的には10月から新年度が始まる所も多いのでしょう。新年度の初めの10月10日が自殺に防止のための啓発の日と定められたのでしょう。10月10日といえば、日本なら「体育の日」のイメージですけれどね。
実は、中川教授がこの全学教職員会で講演されるのは始めてではありません。でも、今回の講演内容は以前とは違って強い危機感が感じられました。他の分野でもそうなのでしょうが、メンタルヘルスの関わる分野でもコロナウイルス騒動の影響が本当に現れるのはこれからなのだ、そんなことを感じるのでした。
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