今日(11月3日)は休日なのですが(江頭教授)
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「今日は何の日?」
「文化の日です。祝日でお休みの日です。」
はい、世間一般ではそうですね。ですが本学では今日、11月3日は祝日授業開講の日です。
さて、祝日授業開講日について説明しましょう。 別に「祝日授業」という特別の授業がある訳ではありません。祝日ですが、「授業を開講」する日、という意味です。この祝日授業開講日、今学期は他にも11月23日(勤労感謝の日)が該当します。
「祝日なのに授業が有るなんて!」もしあなたが高校生(あるいは中学生、小学生)ならそう思うかも知れませんね。
大学の科目は原則として14回の授業と1回の期末試験とで構成されています。ですから前期・後期、それぞれ15週間で終わります。つまり、年間30週間しか授業は無い、ということです。高校まではいつも授業があって、その間に休みがある、という感じでしたが、大学では30週間の授業を一年間に割り当てる形になっていて、それ以外は休み、ということになるのです。休日の意味合いが違いますよね。
さて、後期の授業15週間、4ヶ月弱ですから、10月に始めれば1月中には終わる、という計算です。でも、さすがにお正月も休み無し、とは行きませんよね。本来なら本学八王子キャンパスの文化祭である「紅華祭」が予定されていましたから4ヶ月をオーバーし、9月28日開始、2月3日試験終了、となりました。
日数だけが問題ではありません。授業は1週間単位で行われます。本日11月3日(文化の日)は火曜日ですが、この日を休みにしてしまうと学期末にもう一週間、火曜日がくるのを待たなければなりません。他の日は授業が終わっているのに火曜日だけ授業というのも不便だ、それで11月3日は祝日授業開講の日にするわけです。
実はこの曜日が不揃いになる、という問題が一番深刻なのは休日が多くなる月曜日です。11月23日(勤労感謝の日)を祝日授業開講日にするだけでは足らず、振替授業が必要になっています。振替授業の日は今年度は1月12日で、火曜日ですが休みになる1月11日の月曜日の授業を行う日、となっています。
「では1月11日を休日開校日にすればいいのに。」
そう思う人もいるかもしれません。でも1月11日は成人の日。さすがに大学でこの日を祝わないわけにはいかない、ということですね。
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