その後の「最近お金を使わないな、という話」(江頭教授)
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「最近お金を使わないな、という話」はこのブログの2020年5月4日の記事のことです。私がお金を使わない、といっても節約生活のことではなくて、ここでのお金は現金のこと。お札や硬貨を使った支払が少なくなっているというお話しでした。2020年5月といえばコロナウイルスによるキャンパスの閉鎖が解除されてすぐのころでしょうか。そもそも現金を使う局面が「飲み会の支払(割り勘)」と、「お弁当(これは本学の片柳研究棟で売っているもの)ぐらいしか」なかった私。それ以外はクレジットカードと交通系ICカードで事足りていて、QRコード決済すら使わなくなっている、という状態だったので、コロナウイルスがとどめとなってほとんど現金を使わなくなった、というお話しでした。
さて、あれから半年以上経って現状はどうでしょう。「飲み会の支払(割り勘)」は未だに機会がありません。でもお弁当については状況が少し変わりました。今では大学のキャンパスでのお弁当の販売は再開されています。私が気がついたのは8月になってからでしたが、それ以前から再開していたようです。(お弁当についてはこちらの記事でも触れました。)ただ、我々応用化学科が入っている片柳研究棟という建物での販売はまだ再開していませんから、少し遠い厚生棟という建物の食堂まで買いに行くのが日課になりました。
現状、現金による支払をしているのはこのお弁当のみ。これは今年の現金支払いはずいぶんと少なくなったのでは、と思っていたら年末になってちょっとした大物がやってきました。年賀状です。
最近の若い人はあまり縁が無いのかも知れませんが、私はそれなりの数、年賀状のやり取りをしています。最近めっきり郵便や葉書を出さなくなっているのですが、年に一度、この時期にだけは年賀葉書をまとまった量購入するのです。
今年も郵便局に出向くと年賀葉書専用の出店が出ていました。そう言えば昨年も同じことを聞いたな、と思いつつ「あのー、クレジットとかで支払できませんか。」いやいや、もう何年も同じことを言っているような。で、答えは「いえ、すいません。現金だけなんですよね。」なんかもう、儀式のようになっていてこちらも「そうですか。」と形式的に答えるのみです。
日本政府はキャッシュレス決済を進めたがっていたような気がするのですが郵便局がこれで良いのでしょうか。いや、民営化されているから関係ないのか。でも日本政府が株主だったのでは...。
前回の記事では「私のキャッシュレス化は意図せざる完成に至った」と書いたのですが、こうしてみると完全キャッシュレスへの道はなお遠いと言うことでしょうか。
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