卒業論文提出日(2020年度)(江頭教授)
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応用化学科の四年生はこの春卒業の予定。いま卒業研究の仕上げにかかっていますが、今日と明日(28日,29日)は卒業論文の提出日となっています。
卒業論文の提出というのは大学の中では結構なビッグイベントです。提出しなければほぼ自動的に留年決定なのですから、普通のレポートの様に期日までにポストに入れる、という訳にはいきません。場所と時間を決めて担当の教員に提出することになります。内容をチェックして規定を満たさないものは却下。受け取ってもらえた場合は「受領証」に判をもらいます。この受領証は卒論を提出した大切な証拠書類ですから、卒業証書をもらうまで大切に保管することになります。
と、ここまでは実は去年までの対応です。今年から卒業論文の提出はオンラインで行うことになったのです。
昨年まで、提出する論文は本編とそのコピー2部。全部で3部を提出していました。印刷する時間もそれなりに必要ですし、紙の量も結構なもの。それが今年からはPDFで対応できるのですからありがたいですね。
さて、応用化学科の提出日は本来本日(28日)なのですが、明日は一応の予備日。何かの事情で提出できなかった人向けの時間です。この場合は理由書を作成、指導教官が確認して押印することが必要条件、となっていてここだけオンライン対応していません。まあ、例年ほとんど利用されることのない制度なので、その辺はあまり気にすることもないでしょう。
提出された卒論、いままででしたら主査、副査の教員に(物理的に)配布されていました。私たち教員は1人の学生に副査が2名。逆に言えば先生たちは自分の研究室と他の2研究室分の学生さんの卒業論文に目を通す、という事で、これまた紙の物量に圧倒されていました。オンラインで対応となれば、これもずっと簡単に。これぞイノベーションですね。
さて、次のビッグイベントは卒業研究発表会。これは2月の12,13日に予定されていますから、もう少し間がありますね。
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