メガネを壊してしまった(片桐教授)
| 固定リンク 投稿者: tut_staff
何ということでしょう。メガネを落としてレンズを壊してしまいました。
もともと近視の乱視だったので、「運転用」と「手元作業用」の2つのメガネを使い分けています。もう少し若い頃は、境目のない遠近両用を使っていました。しかし、このメガネは長時間使用していると「酔う」ので、結局、TPOに応じて2本を使い分けるようにしています。
さて,今回は手元作業用の方のメガネを風呂場で落としてレンズを割ってしまいました。仕方がないので、非常用の10年前に使っていたメガネを取り出しました。しかし、若干度が合わない。今まで使っていたものより、少し度が強いので、近くの小さな文字が読みにくい。う〜ん不便だ。紙に印刷した文章はまだ読めますが、パソコン画面上の細かな文字が読みにくい状況です。でも,何でパソコンの文字と、紙に印刷した文字に読み易さ読みにくさの差が生じるのでしょうか?。
印刷体の解像度は600×2400dpiです。それに対してパソコン画面の解像度は1400×900dpiです。そんなに大きな差があるわけではありません。以前、透過光と反射光で認識が異なるという話しを紹介しました(2020.9.29ブログ)。でもこれも原因ではないと思われます。もっと物理的な器質的な違いではないかと推察します。
私個人の意見ですが、紙なら焦点が合う位置へ容易に紙を移動できます。一方、パソコンのディスプレーの場合は頭(眼)を前後に移動させて焦点にあう位置を調整しなければなりません。この動かすものの差が紙に比べてパソコンのディスプレーの読みにくさの原因ではないかと思います。この辺が「年寄り」がペーパーレス化になじめない理由のひとつではないかと私は今回のトラブルの経験から推察します。このような老人(認めたくないなあ)への配慮はメディア関係の今後の課題なのかもしれませんね。
修理に出したメガネが帰ってくるのは来月の6日になりそうです。普通のメガネとは異なり、大きなフレームを使い、最近まれなガラスレンズであり、そのため加工のマージンが大きいために、修理に時間がかかるようです。
皆さん、目は大切に。若いからと慢心しない方が良いですよ。
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