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坂の上の教室(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 前回前々回の卒業研究審査会のお話をもう少し。今回は審査会場の場所について。

 我々応用化学科、このブログでもときどき触れていますが、本学の八王子キャンパス、その正門近くの印象的な姿の建物「片柳研究棟」がその所在です。(下の写真)

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 この写真、手前に道が見えていますが、よく見ると下り坂になっていますよね。

 そして今回の審査会の会場はその坂の上にあります。坂の上はこんな感じ。

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 手前に見える坂道は今度は上り坂になっていますね。

 さて、我々の応用化学科の研究室から卒業研究審査会の会場までの道のりを Google Earth Pro で調べてみましょう。

 

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 さて、移動距離はどのくらいでしょうか。片柳研究棟の出入り口から会場のある建物(講義棟Dといいます)の出入り口までの距離で406mでした。垂直距離は17mで、普通の建物なら5~6階といったところ。これに建物内の移動(会場は3階でした)も入れると結構な距離です。

 これでは発表会の間の短い時間休み時間に自分の研究室の戻るのは無理です。昼休みもどうしようか迷うレベル。私はもどることにしたので二日の発表会で4往復、と言いたいところですが、忘れ物を取りに戻りましたから結局は5往復する羽目になりました

 えっ、なんでこんな会場を使っているか、ですか?片柳研究棟にも大きな教室はたくさんあるのですが、土曜日13日にはこの教室しか空いていなかったのです。大学のキャンパスは資格試験などで利用されることがあるのですが、翌14日に大きな試験がこのキャンパスで行われる予定が入っていました。ほとんどの部屋はその試験で利用するので準備のために使えなかったのです。唯一空いていた部屋がここ、という事情です。

 そういえば14日の夕方、買い物に出ると結構な人数の若者たちが大学の方から八王子みなみ野の駅に向かっているところに出くわしました。なるほど、ほとんどすべての教室を使い切るほどの大きな試験だったのだな、と納得しました。

江頭 靖幸

 

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