卒業論文発表会(江頭教授)
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我々応用化学科の卒業論文発表会は本日(2021年2月12日)から開催。実は本学科が開設してから卒業論文発表会は今回で3回目。今年発表する学生諸君は3期生ということになります。えっ、まだ3回目なの、と意外に思うほどに大学のイベントもルーチン化してきた、という印象です。
応用化学科は学生数が比較的少ないので、学生の発表を聞くことができるパラレルセッション無しの二日間のスケジュールとなっています。各学生には主査の他に副査が2名つき、発表を聞きながらWEB上の評価を記載してゆきますが、会場でのディスカッションはオープンです。発表会の議論を通じて卒業論文の改訂を行い、その改訂版が正式な卒業論文となります。
さて、東京工科大学、工学部の応用化学科は化学のなかのいろいろな専門分野がワンセットそろった学科という位置づけです。そのためでしょう。研究の内容はバラエティに富んでいます。研究指導にあたった主査はともかく、副査の先生は結構大変。いろいろな発表になるべく適切な質疑ができるように集中して発表を聞くことになります。
学生諸君にとって、今日、そして明日は1年間の卒業研究(「創成課題」という授業での準備期間も入れると2年近く)の成果を発表する晴れの舞台です。自信を持って発表できる人、悔いの残る人、人それぞれなのは他の授業も同じですが、個々人が独立して行う卒業研究では自分の努力が直接結果となって目の前に現れるのです。これは、社会に出ても、あるいは大学院にすすんでも同じ事。授業という作られた箱庭での体験から本当の社会での経験への橋渡し、それが卒業研究なのでしょう。
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