“モルフォプレート”作りの出張実験(西尾教授)
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今年度も,都立小松川高等学校の藤田陽子先生から化学実験講習会の依頼を頂き,3月23日に訪問して「モルフォプレートの作成」を行いました.ちょうど2週間前の3月9日には原教授が担当し,オンラインで触媒の魔法について講演しましたが,21日に緊急事態宣言が解除されたので,私は運良く対面で実施することができました.小松川高校での実験講習の担当は3年目になるのですが,毎回学生が「超」がつくほど積極的なので,非常にやりがいのある実験となっています.油性ペンを使って試料に自在なパターンを入れられるのですが,名前を書くだけでは周りから冷やかされるほど皆さんの熱が入っていました.今回も作品を撮影させてもらいましたので紹介します.
実験講習会に参加者した人達のコメントを参考として下に記します.詳細は,小松川高校のwebページを参照してください.この様な出張実験に興味がありましたら,気軽にご連絡ください(nishiokzyk stf.teu.ac.jp).ちなみに,この実験で高校に準備して頂くのはビーカーと油性ペンだけです.
- 原理はかなり難しかったけど、すごく鮮やかで面白すぎました!自分で柄を工夫できるのも良かったです!
- 自分の作った作品がかなり上手くできたので嬉しかった。
- 微妙な時間差で変化する色合いや其の原理などがすごく興味深かった。浸したばかりの時と乾燥後に、色に大きな差が出るのが面白かった
- 秒数ごとの色の変化をさらに比較できたら良いと思った。3分くらいでニッケルを生じていたので、最短どのくらいで生じてくるのかも見てみたい。
- 5秒で早く上げると緑寄り、7秒でゆっくり上げると桃色寄りになることが興味深かったです。電圧や金属の種類によって色がどのように変わるか知りたいです。青があまり上手に出なかったので、モルフォ蝶のような美しい青を作れる条件も調べたいと思いました。
- 秒数を変えてみたり、ジャッキの回す角度を変えてみたりと色々試すことができたのがとても楽しかったです。機会があればもっとたくさんのパターンを試してみたいです。
- 時間に応じて色の変化の法則性が見えたので、特定の秒数で上げたりするのも面白いと感じた。金属の美しさに気づいた。
- とても楽しかった。原理も理解することができた。自分で創意工夫できるところがよかったと思う。成功も失敗も自分のためになった。
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