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新年度の授業がスタートします(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 2021年度新学期の授業は本日4月14日の水曜日から授業スタートとなります。例年と比べれば少し遅いスタートですが、新型コロナウイルス問題による緊急事態宣言のためにキャンパス閉鎖となった昨年2020年の新学期に比べれば「いつも通り」といっても良いくらいですね。

 昨年前期はオンライン授業をメインに、後期には対面の授業と「対面、ただしオンライン受講可」の授業を組み合わせて実施したのですが、今期は一部の授業を除いて原則対面の授業となっています。

 もちろん、三密の回避、社会的距離の確保、マスク着用などの感染防止策をとっての対面授業の実施です。たとえば学生実験では1学年を二つのクラスに分けて、週二回の実験日に分けて実施するという体制を取ることになっています。このため時間割の組み替えなどの作業を行って準備をすすめてきました。(ただし学生実験室は化学物質を利用する関係上換気能力が大きく設定されていますので、従来通りの実施でも密閉状態にはならないと見積もられています。)

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 八王子キャンパス全体のレベルでの授業では感染症対策が難しい授業もあります。たとえば、いろいろな学部の学生が一緒に受講する人文・社会などの講義では受講する学生の人数が多すぎて、社会的距離を確保しつつ全員が受講できるレベルの大きな教室を確保するのが難しい。これらの授業はオンラインで行うこととなっています。

 授業の一部はオンライン、他は対面、となりますので学生一人一人の時間割は少々複雑になります。例えば午前中はオンライン授業、午後からは対面授業という場合、家と大学との間の移動時間がどれくらいになるのか。一人一人状況が違いますから、一部の学生さんは家でオンラインの授業を受けてから大学へ、という対応が可能ですが移動に時間がかかる場合は無理でしょう。このようなケースに対応するために大学でオンライン授業を受けるための「開放教室」が準備されています。

江頭 靖幸

 

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