フレッシャーズゼミ・ポスター発表会(江頭教授)
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「フレッシャーズゼミ」は本学全体で行われている一年生向けの授業です。本学固有の授業なのでしょうか、「フレッシャーズゼミ」で検索すると本学のサイトの以下の説明が表示されました。
1年次演習科目「フレッシャーズゼミ」では、全教員が15名程度の新入生を受け持ち、読み・書き・プレゼンテーションするスキルを演習スタイルで教育し、学生の日本語能力を強化する。
大学に入ると「クラス」というものが無くなってしまい、学生諸君は時間ごとに授業の行われる教室を転々とすることになります。大学で自分の居場所ができるのは研究室に配属された後となります。これが通常の大学のスタイルなのですが、入学から数年の間、居場所の無い期間は大学生にとっていろいろな意味でリスクの多い期間でもあります。
そこで、本学ではアドバイザー制度を設けて新入生の時点からいわゆる「担任の先生」のような教員を一人一人の生徒に割り当てています。
フレッシャーゼミはいわばその「担任の先生」が受け持つホームルームの様な授業だ、と思ってください。1年生向けのその授業時間の中で、学生諸君はグループワークを行ってポスターを作成し発表会を行った、それが今回の発表会です。
えっ、この非常事態宣言中にこんなに密になって、しかも誰もマスクを着けていない!
いえご安心を。実はこの写真(もっと言うと文章も)2019年のものなのです。さすがに、今年の発表会はオンライン実施。これは2020年と同じです。まあ、2019年も2020年も、授業の意図と構成は基本変わりはありません。あっ、検索すると本学のサイトがでてくるのも同じ。先ほど確かめました。
さて、オンラインの発表会は今年で2年目です。昨年度が Google Meet を利用したのですが、今回はZoomのブレイクアウト・ルーム機能を利用して実施。どこが違うのか、というとブレイクアウト・ルーム(メインのミーティングの中に複数の小会議室ができるイメージです)の間で移動しようとするときには、すべてのルームの一覧が表示されてそれぞれの部屋に何人くらいの聴衆がいるのかが表示されるのです。人が多いところ少ないところが一目瞭然となりますから、教員としては意図的に聴衆の少ない部屋をのぞきに行ったりすることもできます。昨年 Google Meet を利用した際にはガラガラの会議室と人の多い会議室のばらつきが激しかった様子なので、これは有効でした。
昨年言っていたような、全員マイクオン、は無理ですがオンラインのポスター発表も少しだけ本来のポスター発表に近づいたのではないかと思います。
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