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オリンピック2020の聖火は炎色反応なのかな?(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 東京オリンピックがスタートして開会式もTV中継されました。そういえば今回のオリンピックの聖火は水素を燃料にし、それに色を付けるために炎色反応を用いる、という話がありました。(このニュースについては本ブログでも以前触れたことがあります。)

 さて、そう思ってTV中継の映像を見ると...いや、やっぱり分からないですね。自然な炎を巧妙に再現しているのか、それとも予算削減のあおりを受けて普通の炭化水素を燃やすことになったのか。何かアナウンスがあったんだろうか。ちゃんと中継を見ておけば良かった。

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 では、というわけでネットで検索をしてみました。今回のオリンピックの聖火台を担当したnendoというデザインオフィスのサイトにTokyo2020 聖火台という記事が載っていました。記事の中に炭酸ナトリウムでこの炎に色がつけられていることが紹介されていますから、やっぱり水素炎と炎色反応による色づけは実施されたのですね。

 なお、以下の動画は nendo の紹介動画ですが炎色反応についてはあまり強調されていない様ですね。炎色反応ならカラフルな色づけも可能なのですが、今回の聖火にはそんな演出は無いようです。

 

江頭 靖幸

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