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大学の夏休みはつづきます(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 今日は8月30日、あと2日で9月1日になりますから多くの小中高の生徒さんたちにとっては夏休み最後の週となります。

 夏の盛りのアブラゼミからツクツクボウシの声が聞こえ始めると私もなんとなくそわそわした気持ちになります。

ああっ、夏休みも終わりか。はやく夏休みの宿題を終わらせなければ。

子供の頃、私は「夏休みの宿題は最後にやる派」だったのでなんども危機的な状況を乗り切ってきました。それで条件反射が成立しているのですな。いや、いまの私は大学教授なのですから夏休みの宿題に気をもむ必要はないのですが…。

 そもそも、大学の「夏休み」は8月31日終了ではありません。

Mushitori

 もっとも、大学の「夏休み」とは何かという定義には複数の考え方があり得ます。大学そのもの、というかキャンパスの夏休みというは「夏期一斉休業」が相当するでしょう。この期間は原則キャンパスは立ち入り禁止。一部保安要員が残っているだけです。今年は8月12日から18日。まあ、世間のお盆休みに合わせたお休みです。もっともこの期間中でも大学の機能の一部は「在宅ワーク」で動いていたのですが。

 さて、小中高の生徒諸君にとって一番分かり易い夏休みの終わり、それは授業の開始時点だと思います。そいうい意味では本学の夏休みはまだまだ続きます。このブログでも時々ふれているのですが、本学の、というか日本の多くの大学の学期ごとの授業回数は14回(少し前までは15回)です。これに期末試験を加えても15回。前期と後期がありますが、それで合計30回です。30週分しか授業がないのですから一年52週のうち22週間はお休みなのです。週で言っても実感がないでしょうか。12ヶ月とすれば5ヶ月ちょっとがお休みです。小中高の夏休みが1ヶ月半とすると大学生は3回夏休みがあっておつりが来るのです。

 どうですか皆さん、早く大学に入りたくなったでしょう?

江頭 靖幸

 

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