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工学研究科予備審査会のこと(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 昨日(2021年8月19日)から2日間に渡って大学院の予備審査会が開催されています。

 おっと、少し省略しすぎですね。予備審査会を行うのは「東京工科大学大学院 工学研究科 サステナブル工学専攻」です。工学研究科まではともかく、「応用化学専攻」では?と思うひともいるかも。本学の学部では工学部は三学科に分かれているのですが、大学院の工学研究科では一つの専攻にまとまっていて、それが「サステナブル工学専攻」と言うわけですね。今回の予備審査会の対象は本学工学部の修士2年生で、2015年の工学部から考えると2期生(一部短縮している人もいますが)となります。

 この修士の予備審査会、昨年度に初めて本格的に実施されました。でも、残念ながら新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためにオンラインでの開催を余儀なくされたのです。今年は初めての対面での実施となりました。もちろん参加人数を制限し感染防止策をとったうえでの実施です。

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 「審査」会ですから、この学生さんの発表は「修士論文にふさわしいかどうか」文字通り審査をする会、ではあるのです。とは言え「予備」審査会ですから、完成した内容の発表ではありません。発表のなかには「うまくいった」「成功した」という話ばかりではなく、「うまくいかない」「苦労している」という部分もあります。発表を聞いている教員の側もそこは心得ています。「私も同じようなことで苦労した」その経験から「こんな工夫をしたらどうだろう」といった助言が多いのも今回の「予備審査会」の特徴といえるかもしれません。

 

江頭 靖幸

 

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