スマホでは代用できないものもある、というはなし(江頭教授)
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もちろん、スマートフォンにもストップウォッチの機能はあります。でもスイッチの使い勝手が良くない。
これは学生さんにガス流量の測り方を説明していたときの話。この時は液膜流量計(このブログでもこちらの記事で紹介しました)を使用したのですが、この測定ではガスの流入によって移動する石けん膜が2つの目盛りの位置を横切る時間間隔を正確に測定する必要があるのです。目は石けん膜の位置をにらみながらここぞ、というタイミングでスイッチを押す。そんな操作にはスイッチに手を掛けておいて思い切りスイッチを押すことができる単機能のストップウォッチがぴったり。スマホの画面をタップするにはどうしても一呼吸の遅れが出てしまうのです。
タッチスクリーンによって自由にスイッチを配置できるのは良いのですが、物理的なレベルでは返って自由度がないのですね。いっそスマホのサイドについているボタン(ON/OFFや音量調節に使うボタン)を利用したストップウォッチアプリがあれば良いのでしょうが、今度はスマホの本来の操作ができなくなってしまいます。
うーん、ではたくさんの物理的なスイッチをつけたスマホはどうでしょう?
(↓僕の考えた最強のスマホ)
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