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おいしい洋菓子(片桐教授)

| 投稿者: tut_staff

 だいぶ前になりますが、このブログで「手土産の難しさ」(2016.4.18; http://blog.ac.eng.teu.ac.jp/blog/2016/04/post-7842.html)でおいしい和菓子の話しをしました。今回は洋菓子です。最初にお断わりしますが、この文章は私個人の狭い経験を元にしています。また洋菓子店との間に一切の利害関係はありません。

 東京へ来てからもう6年半、これまでにお世話になった大先生方、親戚にお中元、お歳暮をお送りするのですが、その選択はなかなかに難しい作業です。

 片桐は甘党ですから「お菓子」を贈ります。『片桐 = お菓子にうるさい』という風評と過度の期待がよせられます。さらに偉い先生方は舌が肥えているため、どのようなお菓子をお贈りするかには気を使います。

 そのなかでも「受け」たのは、錦糸町山田屋の「人形焼き」でした。これを洋菓子と言うかどうかには、異論があると思います。それでも、箱をあけるとかわいいタヌキが整列している様は、皆さんの笑いを誘うそうです。お礼の手紙を読むと、皆、びっくりしてから笑う様子が伝わります。でも、錦糸町はいささか遠いのが難です。2016年の夏には、名古屋大学の天野先生へ講演会のお礼にお贈りしました(2016.4.14 http://blog.ac.eng.teu.ac.jp/blog/2016/04/post-d381.html)。

 都立大学のアディクト オ シュクルのかわいいネコ缶のクッキーは、若い女性に好評なようです。クッキーそのものもおいしく、お勧めです。その年にお世話になったお茶の水大学の先生に贈ったら、ずいぶんと喜ばれました。「片桐先生は何でそんなに東京のお菓子に詳しいの?」と、ほめられた…のでしょうねえ。

 クッキーなら西荻窪のこけし屋もいろいろな詰め合わせの缶クッキーがおいしいですね。すこしシュール・レトロな女の子の絵が包みのアクセントです。クッキー詰め合わせの定番です。

 シュール・レトロな女の子の絵といえば、学芸大学のマッターホーンのクッキーも大変おいしいですね。この3年間は、夏はここのクッキー、冬はバウムクーヘンを贈っています。特に、このお店のバウムクーヘンの薄切りは、朝9時の開店と同時に売り切れる人気商品です。贈答品として送る場合は2か月前から予約をしなければ手に入りません。今年も10月2日に12月のお歳暮の手配に行きました。「八王子からわざわざいつもありがとうございます」とお店の人に顔を憶えられてしまいました。

Cake_ya_building

 

 まず、おいしいこと。お店がきれいなこと。そして、そこそこコスパの良いことが、そのような贈答品の条件でしょうか。デパートの洋菓子店はおいしいし、お店が集って選択の巾が広がりますが、お値段が少し高めです。新規開拓のための街のお菓子屋探訪はまだまだ続きます。
 自分の足と舌でおいしいお店を見つけ出して、それをお贈りすることは、私の楽しみの一つです。そのとき必ず「味見用」にいくつか購入し、楽しみます。だから,やせられない!

片桐 利真

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