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水曜日の午後は「半ドン」(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 応用化学科水曜日午後の時間割。1年生、2年生は選択の語学が中心。3年生は基本的に授業なしです。

水曜日となれば週の真ん中。疲れが溜まるといけないから水曜日は「半ドン」にできるように考えられているな。

でもちょっと待って。1年生は「コーオプ演習Ⅰ」という授業で、3年生は「創成課題等」(「等」って何だよ)の授業で「全体会」というのがあることになっています。しかも「実施の場合は別途掲示」という注釈つき。

 学生さんから見ると変な時間割、となるでしょうか。でも我々教員からみるとちゃんと理由があるのです。

 

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 実は水曜日の午後は大学の学部や学科関係の会議をする時間になっています。会議に全員が参加するとなればその時間に授業を入れておくわけにはいきません。そこで非常勤の先生にお願いする語学の授業などを除いて授業の空きができるのです。

 もっとも水曜午後は毎週会議、というほど頻繁に会議をしているわけでもありません(ありがたいことだ!)。ですから空いている水曜日は全教員が参加するイベントを実施するチャンスでもあります。例えば「サステイナブル工学プロジェクト演習」で実施する中間発表会・最終発表会などは、この水曜日の午後を使って実施するわけです。(「創成課題等」の「等」は「サステイナブル工学プロジェクト演習」のことだったんですね。)

 それはそうと、皆さん「半ドン」ってご存じでしたか。午前中に仕事が終わって午後がお休み、つまり半日休日ということです。私が小学生のころは土曜日が「半ドン」でしたね。「半」はもとかく「ドン」は何?これは「ドンタク」の後半を省略したもの。で「ドンタク」はオランダ語の「zondag」から来た言葉です。オランダ語の「zon」は太陽「dag」は日のことなので、まあ「日曜日」という意味。そこまで考えると「半ドン」は半分日曜日というべきでしょうか。

江頭 靖幸

 

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