「サステイナブル工学プロジェクト演習」最終報告会予選(2021)(江頭教授)
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12月22日の水曜日「サステイナブル工学プロジェクト演習」最終発表会の予選が開催されました。これは本学工学部の3年生によるグループワークでの発表会です。この「サステイナブル工学プロジェクト演習」の特徴は3学科合同の授業である、という点ですが、この中間発表に向けた取組では異なる学科の学生が集まってグループをつくることが特徴になっています
さて、今回の最終発表(予選)はスライドを用いた口頭発表です。昨年度はオンライン形式ので実施を余儀なくされたのですが、今年は中間報告会と同様、対面での実施に復帰です。58班の発表、さすがに一会場では捌ききれないのでパラレルセッションとなりました。発表は8会場で同時進行し、我々教員は手分けして各会場での発表を聞きくことに。
さて、今日の最終報告会は予選、ということで各会場の教員には、7~8件の発表の中から本選に進出する班の選定する、という作業も。各会場での厳正な審査の結果、無事、本選に進む班を選定することができました。
中間発表はLCAによる環境負荷をまとめた内容でした。改善提案を挙げ、その効果を計算し、改善前後での環境負荷の変化を提示したものです。
最終発表ではさらに進んで「価値」の問題を対象とします。製品の使用目的に関わる「機能的価値」を定義し、価値に基づいた「環境効率」(定量化された価値を環境負荷で割ったもの)を計算し、両者の統合化を試みています。
今年度、対面実施に戻ったとはいえ人数制限の問題で教室の手配が難しい状態でした。私は各会場を見て回ったのですが例年の様にまとまった場所に会場を取ることができず、八王子キャンパスの中を行き来することに。このため一部の発表を聞くことができただけですが、どの会場でも盛んな議論が行われているようで担当教員として安心した次第です。
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