コーオプ演習1 最終発表会予選(江頭教授)
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本学工学部の特徴の一つ、コーオプ教育。その最初の授業と位置づけられるのが1年生後期の授業「コーオプ演習Ⅰ」です。授業内容は最新の工学・技術的トピックスについて調査し、発表すること。グループワークを中心とした授業で、
サステイナブル社会を実現するために克服すべき問題をデータなどを用いて論理的に示し、さらに目指すべき理想的な姿を具体的に示す
という課題に対して調査を行い、調査結果に基づいたディスカッションの内容を発表します。
先週の金曜日、この「コーオプ演習Ⅰ」の最終発表会の予選が開催されました。
今年のこの授業、グループの数は16班となっています。全グループが発表するとなると1班10分でも160分。これでは1コマの授業に収まらないので会場を二つに分けてパラレルセッション形式で行われることとなりました。また、今回新しい試みとして授業を手伝ってくれている学生さん(SA、つまり Student Assistant の人たち。授業を受けている1年生からみると先輩ということになります。)たちに司会をおねがいすることになりました。
最終発表予選の前日はあいにくと雪。欠席する人が多いかと心配していたのですが、一部の人が遅刻するていどで済みました。
さて、実際にはじめて見ると…。最初の発表が終わってSAの人が「質問ある人はいませんか?」と問いかけたのですが、教室からは反応無し。うーん、気まずい沈黙が。私はこの手の「沈黙」に耐性がない方なので、もし私が司会だったら自分で質問するところ。でも、SAさん達はもう少し辛抱強かったですね。
やっと一人の学生さんから質問がでると、これが良い刺激になったのでしょうか。それ以降の発表では「沈黙」はきれいさっぱり無くなって、制限時間内では捌ききれないほどの質問が出るように。「質問してみたい」と思っている学生さんがいてもなかなか切っ掛けがつかめなかった、というところでしょう。
聞けばパラレルで実施されていたもう一つの会場では先生からの質問が多かったとか。グループはくじ引きでつくられているのですから学生さんの気質に差があるはずもありません。そう考えると司会のスタイルも発表会には大きな影響があるのですね。
なお、今回の発表会での相互評価で高得点だった班は次回に行われる最終発表会本選に進出することになっています。
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