体温チェックで「再試行してください」を避けるには(江頭教授)
| 固定リンク 投稿者: tut_staff
コロナ禍が始まってからあちこちで見るようになったスマホの様な形の体表面温度測定器。本学にも導入されていて正門から大学キャンパスに入るときにはこれで体温チェックすることになっています。
私は正門から歩いてキャンパスに入ることが多いので大学に行くたびにこの検温装置を使うことになります。ありがたいことにコロナ禍が始まってからこっち、発熱したことがない(いや、2回目のワクチン注射の時は少し体温が上がったか)ので、いつも「表面温度正常」という音声とともに正門を通過します。
ところが最近これに引っかかることが多い。別に熱が出ている訳ではありませんが「再試行してください」と言われるのです。
これは一体どうしたことか。体温が高いなら、なんかそれとわかるメッセージが出るはず。やり直せというのはどういうことか。そう言えばこのメッセージ、最近寒くなってから頻繁にでるのだが。ひょっとして体温としては通常考えられないような低い温度がでているために警告がでるのではないか。
おそらく、寒くなって体表面から熱が奪われる。そのためおでこの辺りの温度が体温からかなり下がっていて、体表面温度測定器で指定されている下限値を下回ってしまったのでは。
頭を冷やして考えると、頭が冷えていることが問題のようだ、などと冗談を言ってもしょうがない。一体どうやったら防げるのでしょうか。
体表面温度測定器がチェックしているのは人間の顔、とくにおでこの辺りだと思われます。ここがあまり冷えないようにするには…。
そうだ!帽子をかぶることにしよう!
ということで棚をひっくり返して帽子をさがしました。本来オーストラリアで利用していたつば広帽(たしか百均で三百円也。)を見つけたのでこれをかぶってゆくことに。
帽子をかぶるようになってから今のところ一度も「再試行してください」にはなりません。仮説は証明された、とまでは言いませんがどうやら「再試行してください」は解決できた様です。皆さんも試してみたら如何でしょう。
えっ!別に「再試行してください」なんて言われない?帽子が無くても髪の毛で充分頭は保温されている?そうか、私の場合頭の毛が少ないことが問題なのか。
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