新年のご挨拶(2022)(江頭教授)
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新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
振り返れば本学、東京工科大学の工学部の一翼を担う応用化学科、その開設は2015年でした。手探り状態の中から新たな学部を構築し、最初の4年間が終わる2019年3月には第一期生を送り出すことで一つの区切りを迎えました。引き続き新たな4年間をスタートさせてホップ、ステップ、ジャンプのステップに当たる段階が始まったのですが、そのすぐ後に、新型コロナウイルスの世界的なパンデミックという状況を迎えることとなりました。
日本中の、いえ、世界中の大学にとってこのパンデミックは大きな危機であったと思います。ただ、本学工学部について言えば、この大きな危機が、学部の立ち上げ終がわった段階で、それでいて学部立ち上げの記憶が薄れない間に起こった事は敢えて言えば不幸中の幸いでした。教育の規範のとなる前例が一応は揃っている状態でありながら、その形式のみならず決定の理由まで理解した状態で事に当たることができたこと、これによって状況に応じて柔軟に対応することができたと思っています。
コロナウイルス感染症への対応で明け暮れた2020年が終わり2021年が始まったときにはさすがにこの騒動も終了かと期待したものです。でも、実際には2021年も大きな影響を受けることとなりました。2020年には「未知の恐怖」であったコロナウイルス感染症は、2021年には「現実的な問題」となったと思います。そして2022年にもこの「現実的な問題」引き継がれることとなりそうです。
このコロナウイルス問題が何時どのように解決するのか、見通せない部分も多いのですが、2021年度の残り、そして2022年度に向けてこの間の経験を活かしてよりよい教育環境を実現する活動に取り組んで行きたいと思います。一度はコロナ禍で水を差された形になった2019年からの新たな4年間ですが、今度はコロナ禍を奇貨として本学応用化学科の新たなステップに、そして次のジャンプへの土台としたいと思っています。
本年も東京工科大学工学部応用化学科、そして本ブログをよろしくお願いいたします。
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