「教育力強化委員会」のこと(江頭教授)
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本学ではより良い授業が行われるように一人一人の教員の授業を複数の教員が参観し、その評価を確認し合う授業点検という制度があります。この授業点検についてはこのブログでも何回か触れています(その1,その2,その3,その4 )。昨年度は対面授業が制限されていたこともあって一時中断されていましたが、今年度から再開されました。
さて、今回ご紹介するのはこの授業点検のフォローアップについて。私自身も以前授業点検の対象となったとき、後になって学部長からの講評を頂いた記憶があります。(点検される授業の直後に行われる検討会とは別です。)じつはこの「学部長からの講評」の前段階として授業点検の結果を学長に報告する会議があって、それがこの「教育力強化委員会」なのです。
教務部長が司会で、各学部の学部長がそれぞれの学部で実施した授業点検の結果を細かく説明してゆきます。それぞれの授業の特徴の説明や高評価・低評価の理由や背景など。それに学長自らが詳細の確認や方向性の指示などを出してゆきます。大学の「偉い人たち」の会議という感じで、なんか凄いなあ。
我々応用化学科の所属する工学部の授業点検結果も報告されていました。というか、自分自身の授業点検も報告と説明の対象になっているんですけど。「いざとなると恐いものです。手の震えが止まりません。」という気分でしたが、何とか合格の様でした。今回の会議の内容を踏まえて、追って学部長からの講評があるはずです。
さて、この会議にははじめて出席する機会を得たのですが、正直「ここまでやっているのか」というのが感想です。多忙なはずの学長にここまで時間を取らせるなんて一体誰がこんな制度を作ったんだろう…。と、思ったら実は現在の学長自身がこの制度の発案者だそうです。
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