「半導体不足」を実感した話、の後日譚(江頭教授)
| 固定リンク 投稿者: tut_staff
コロナ禍の影響で対面授業は無理、という時期に必要に迫られて導入したオンライン黒板ですが、これは意外と良さそうだ。そう思って対面授業でも使うことに。それまでと同様、 iPad+ApplePencile を使って対面授業に移行したのですが、こんどはなんか巧くいかない。よく考えるとスライドを表示するためのPCとオンライン黒板用のタブレットが分かれているのがNGなのでは。なんだかんだと入れ換えに手間暇がかかてリズムが悪くなる。うーん、どうしよう。いっそタブレット型のノートPCを買えば良いのでは。
そう考えたのは去年の11月頃。よし、と思って発注したのが ThinkPad X12 Detachable でした。私は ThinkPad の愛用者、というかトラックポイントの愛用者なのでこれしかない!となったのです。
なんで今頃そんな事を?いえ、この内容は、「半導体不足」を実感した話、として以前にも書いたことなのです。
で、この記事はその後日譚。やっと ThinkPad X12 Detachable が届いた、というご報告です。
調べてみると注文した日付が11月3日。到着は年をまたいで3月19日、のはずだったのですがその日は土曜日で大学の事務室はお休み。結局手に入ったのは休み明けの22日となりました。3か月半以上。うーん、ここまでとは思いませんでした。コロナ禍の影響とされている「半導体不足」は実に深刻です。
ただ、メーカーの製品追跡サイトの情報では実は出荷自体は3月11日とのこと。届くまでに1週間かかっているわけで、少なくともこの部分についてはタイトルの「半導体不足」のせいではなく、国際物流の混乱が背景にあるのでしょう。
いずれにしても私達は「注文すればすぐに届く」という認識を改める必要があるのかも知れません。現在のコロナ禍の影響、そして来るべきロシア・ウクライナ戦争の影響を考えると少なくとも当面は昔の状態に戻ることはないでしょう。いえ、いつかは戻るのかどうかすら怪しい気もします。
さて、待ちに待っていたパソコンが届いた!というので早速セットアップを…と、なるところなのですが、何でしょうか。セットアップ作業もそこそこにブログの記事など書いています。うーん、待たされすぎて期待感が薄れてしまったのか、単に年をとって物事がおっくうなのか。ちょっと持て余し気味の新しいノートPCなのでした。
「日記 コラム つぶやき」カテゴリの記事
- 英文字略称(片桐教授)(2019.03.13)
- 地震と夏みかん(江頭教授)(2019.03.11)
- 追いコンのシーズンはご用心(片桐教授)(2019.03.07)
- Don't trust over 40℃!(江頭教授) (2019.03.06)
- 「加温」の意味は「温度を加える」?(西尾教授)(2019.03.04)