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困ったもんだよ「フィッシングメール」(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 我々応用化学科が所属する東京工科大学の工学部、その設立は2015年です。私を含め、数人の教員はその前年から設立準備のために本学に移動してきましたから、私は2014年、というか2014年度のはじめに本学に着任したのです。

 さて、その際に本学の新しいメールアドレスをもらったのですが、すぐに気が付いたことがあります。いわゆる迷惑メールの類がほとんどなくなったのです。

 これはありがたい。迷惑メールで深刻な事態に陥ることはなかったのですが、文字通り迷惑はしていましたから、すっきりした気分だったことを覚えています。ところが、それからほぼ8年。また迷惑メールが届くようになってきました。

 例えば「Amazonプライム会費のお支払い方法に問題があります」などというタイトルで「こちらのURLを確認してください」と書いてあるメール。残念ながら私は「Amazonプライム」の会員ではないのですぐにおかしいと気が付きます。でも出している側は数うち当たる、という目算で相手かまわず送信しているのでしょうか。このような、いわゆるフィッシング詐欺のメールが日に何通も届くようになりました。いや、本当に迷惑。

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 最初のころは「明らかにおかしい」とわかるメールばかりだったのですが、最近では文章もそれらしくなり、本家と同じロゴを使っているケースもあるなど巧妙になってきて、「はて、これは本物なのでは」と迷うことも多くなってきました。

 そんな時は、メールの中のURLをクリックするのではなく、名前の出ている企業のサイトに直接アクセスするようにしています。利用者に直接メールで告知しなければならないトラブルがあったとしたら、公式サイトにログインすれば確認できるはずですからね。

 さて、この「フィッシング詐欺」については総務省が運営する「国民のための情報セキュリティーサイト」に詳しい説明や対策方法が載っていますので、こちらのURLをクリックして確認しましょう。

 (いやいや、ここは「フィッシング詐欺 総務省」などで検索して直接アクセスしてくださいね。)

江頭 靖幸

 

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