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SSDのポータブルハードディクスを買いました(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 しまった、パソコンが壊れてデータがなくなった!なんて経験はありますか?私はあります。ということで、ポータブルハードディスクを準備して定期的にバックアップをとるようにしています。もう随分前からの習慣ですが、最近バックアップするファイルが増えて作業に時間がかかるようになりました。

 多分コロナの影響でしょう。授業のビデオ録画を保存するようになってファイルの容量がぐっと大きくなったのです。だんだん待ち時間が気になってきましたが、さてどうしましょう。そうだ!SSDに替えればよいのでは。

 今まで使っていたのは2.5inchの普通のディスクドライブ、というか機械式の?ディスクドライブを利用したポータブルハードディスクでしたから、SSD(半導体式)のドライブならスピードアップ間違いなしでしょう。

 ということで購入したのが以下の製品。ちょっと奮発して容量2TBのものを買いました。

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 さて、早速データを転送してみます。いつも使っているデータだけでなく、いままでに作ってきたデータも一緒に転送。それなりの量なのですがさすがSSD、かなりのスピードで転送されました。やったね。

 と思ったら意外なことが。ディスクに転送されたデータと元のデータを比較するために両者の情報を表示させてみたのですが、確かにファイルの数やデータのサイズは完全に一致していました。ところが「ディスク上のサイズ」という項目が一致しない。一致しないどころかSSD上のサイズの方が圧倒的に大きかったのです。

 これは一体…。調べてみると、まずこのディスクは「exFAT」というファイル形式でフォーマットされていました。しかもアロケーションユニットのサイズがバカでかい。もしかしてデータ読み書きのスピードが速いのはこの設定のせいなのかも。だとしたらディスクの容量を無駄にするか転送スピードをとるかの二者択一なのか。

 案ずるより産むが易し。今まで使っていたポータブルハードディスクと同様に「HPFS」でフォーマットし直して再度データを転送してみたところ、やっぱりSSDは早かった。別に転送速度に違いはありませんでした。容量かスピードか、というのは私の思い過ごしだったのです。

 とはいえ、このSSDはどうしてあんな初期設定になっていたのでしょうか。取り外しするのでexFATなのは分かるのですが、はて、アロケーションユニットのサイズは一体…。まあ、あまりこだわるのは止めておきましょう。

江頭 靖幸

 

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