2022年度の入学式(江頭教授)
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4月5日に東京工科大学の入学式が行われました。
入学式の会場は本学の蒲田キャンパスの地下アリーナです。例年は入学式も卒業式のときと同様、大学のすべての学部の新入生が一同に会して行われることになっていたのですが、今回の入学式もまた、卒業式と同様に二部制となりました。これでも昨年よりは改善していますし、時間はずれているといっても工学部の学生も本学蒲田キャンパスを見る機会があった、というものです。
この後、デザイン学部、医療保健学部の新入生は蒲田キャンパスに、メディア学部、コンピュータサイエンス学部、応用生物学部、そしてわれわれ工学部の学生は八王子キャンパスに通うのですが、卒業式と入学式は両キャンパスをつなぐイベントとなっているのです。
新入生が蒲田キャンパスに全員集合しているので、我々教員も全員集合です。工学部の教員もこの日には八王子キャンパスではなく蒲田キャンパスに出勤します。
さて、入学式は本学の理事長の挨拶からはじまりました。
ここでひとつ驚いたのが理事長が「この言葉は昔の中国の孔子という人の教えを記した論語という本の中にある言葉」という言い方をされていたことです。私達の年代の感覚だと「論語には」だけで済む話なのですが、今の新入生の諸君にはこのような言い方が必要なのですね。
もっと驚いたのは学長の挨拶。メタバースについての話で学長が「敦盛」という例を出されたのです。
人間五十年…
えっ、何の関係があるの。
いえ、これは「あつまれ どうぶつの森」の略称「あつ森」だったんですね。こちらは私の世代の方に説明が必要な言葉でした。
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