ワクチンの接種証明アプリがはじめて役に立った、という話(江頭教授)
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このブログにも書きましたが私はコロナウイルスのワクチンを3回接種しています。せっかくなので接種証明アプリを手に入れて接種証明書がいつでも出せる状態にしているのですが、はて、いままで全く使う機会が無い。コロナ禍の生活に完全に適応してしまってあまり人の多いところに出て行かなくなったからなのか。私は一度も接種証明を求められたことがないのです。
さて、そんなことを思っていた今日この頃、今度は風疹のワクチン接種を受けることになったのですが(この話は昨日の記事をご覧ください。)実は風疹のワクチンとコロナのワクチンは一緒には打てないとか。そこで私が風疹ワクチンを注射してもらうときにも「コロナのワクチンを打ちましたか」「一番最近だといつ打ちましたか」との問診が。えっ、いつだっけ。随分前のようなついこないだのような。還暦も近くなると記憶も曖昧なんだが…、などと思考があらぬ方向に漂い出す前に看護師さんが一言。「2週間以内ですか?」
これは分かり易い。いえいえ、さすがにそんなにすぐではありません。「いいえ」と答えてこれでOK。要するに風疹ワクチンとコロナワクチンとは2週間は間を開けることが必要な様です。
そして風疹のワクチン接種を受けた後で気が付きました。そうだ!ワクチン接種証明アプリがあったじゃないか。うーん。もう手遅れか。
えっ、この話のタイトルは「ワクチンの接種証明アプリがはじめて役に立った、という話」じゃないの。これじゃあ看板に偽りありでは。そう思った人は続きを読みましょう。
さて、風疹ワクチンの接種が終わった後、私は今度は眼科に向かったのでした。大学で行われる定期の健康診断で「緑内障の疑いあり」ということで眼科にかかり、その後定期的に検診を受けているのです。定期的、と言っても半年ぶり。病弱な人も集まる病院ですから受付でまず確認されました。
風邪など症状はありませんか?
いえ、全くありません。
体調はどうでしょう?
良好です。
では、コロナのワクチンは受けましたか?
来た来た。早速スマートフォンを取り出して接種証明をご覧に入れました。やったね。受付の人は少し驚いていた様子ですが、私としてはちょっと良い気分で眼科の検診を受けることができたのです。
と、言うわけで少し無理目ですが「ワクチンの接種証明アプリがはじめて役に立った」という話でした。
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