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便利な Google Calendar(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 私がはじめて手帳を持つようになったのは、記憶が定かではありませんが、確か中学生のころ。父の勤め先で顧客用に配っていた手帳の残りを分けてもらったのが始まりです。

 ここで手帳、というのは単に「手頃なサイズのノート」という意味ではありません。手帳の本体部分はカレンダー形式でそれぞれの日のメモを書き込むことが出来るページでしょう。1ページ1週間のレイアウトなら1年分で52ページ。見開きで1週間なら104ページ。ここに将来の予定を書き込み、毎日「今日は何があるか」を確認するのが手帳の使い方です。

 残念ながら中学生にそうそう毎日特別な用事があるわけもありません。書き込む用事がなくて確認する日程もないとなると手帳は無用の長物に。やがて扱いもおろそかになってどこかに無くしてしまう、という顛末をくり返したように思います。

  結局、手帳を使いこなせるようになったのは大学に入った後だった様な。対応しなければならない要件が自分で覚えていられる件数を超えはじめ、時に大きな「やらかし」をする様になりました。これは何とかしなくては。そうだ、こういう時に手帳が必要なんだ。ということで手帳は無用の長物から必需品になりました。

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 ということで私は最近まで紙の手帳を使っていたのです。最近まで、と言っても具体的にはコロナ禍が始まったころ。実はそのころから Google Calendar を使う様になりました。

 使ってみるととっても便利。紙の手帳と違ってスペースの制限を受けずにいくらでもかける。PCで書き込めるのもメリット。これは「字が汚くて何が書いてあるのか分からない」という問題を解決してくれました。またオンライン会議などではZoomミーティングへのリンクを貼り付けることもできるのです。(もっともこれは Google Calendar の特徴というよりオンラインのカレンダーアプリ一般のメリットですよね。)

 こんな便利なモノをなんでいままで使っていなかったのか…。いろいろ思い返したところ、コロナ禍でオンライン会議が普通になるまでは会議の場でPCを開いておく、ということがなかったからだと思い至りました。手帳に書く予定のかなりの部分は会議室で決まるものです。以前はPCにその場で書き込む、ということができなかったから紙の手帳が必要だったのですね。

 最近はオンライン会議でなくても資料はオンラインで共有し、各自がPCを開いて確認するというスタイルが一般的になっていますから、例えコロナ禍が収まっても紙の手帳には戻らないのかな、などと考えています。

江頭 靖幸

 

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