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国際免許証の取得(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 電車やバスといった公共交通機関が発達している東京圏に住んでいると自動車は要らないかなあ、というのも選択肢の一つです。でも地方では自動車は必需品。これがオーストラリアとなると自動車無しではお話にならない。(最近パース周辺では人口増化にともなってトラム、というか路面電車網が発達し、同時に自動車の混雑がひどくなっているので東京圏と似た状況になりつつあります。)

 ということでオーストラリアでのフィールドワークのための出張ではレンタカーを利用することが必須に。それと同時に運転免許が必要になるのですが、日本の免許があれば国外運転免許証を取得して運転することができます。ただ、全ての国が対象ではなくジュネーブ条約締約国が対象となります。(ジュネーブ条約って捕虜の扱いについての条約では、と思ったのですが、これは別のジュネーブ条約だそうです。ジュネーブで締結される条約なんてたくさん有りそうですよね。)私が出張予定のオーストラリアもこのジュネーブ条約締約国なので、今回の出張に合わせて国際免許の取得することにしました。

 コロナ禍以前の記憶を頼りに「確か新宿の東京都庁で交付が受けられたはずだが」と思って調べると都庁の免許更新センターで手続きができるそうです。運転免許は持ち歩いているのでパスポートを準備して、いざ新宿に。

 で、都庁に到着するとものすごい行列が。これってもしかして…。残念なことに予感は的中。みんな免許更新センターに来た人たちなのです。
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 海外旅行に行く人がこんなにたくさんいるのか、と思ったのですがどうやら様子が違います。何しろ「免許更新センター」なのですからほとんどの人の目的な免許の更新。国際免許の発行を希望する人はそれほど多くはない様子でした。

 「それなら免許更新と国際免許発行は列を分けてくれれば良いのに」とは思うのですが、現場がこうなっているとしたらそれなりの事情があるのでしょう。仕方がないので列の最後に並ぶことにしました。

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 こちらは東京都庁にいた警備ロボット。最近はこんなものもあるんですね。残念ながらこの日は免許更新センターに並ぶ人たちの行列に取り囲まれて出動不能になっていましたが…。

 さて、列に並ぶこと約1時間。ようやく窓口にたどり着きました。申込の書類をもらい、手数料の支払いを済ませた後、その場で撮影したインスタント写真、それにパスポートを添えて再度窓口に。ほとんど待つことなく国際免許証を手に入れることができました。

 「まるで成長していない」いや「何も変わっていない」と言うべきか。コロナ禍で世の中色々変わったハズなのですが…。おっと、今気が付いたのですが今回はクレジットカードで手数料の支払いができる様になっていました。大きな進歩とは言えませんが、少しづつですが世の中変わって行ってるのですね。

江頭 靖幸

 

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