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夏休みのオープンキャンパスは8月7日と21日です(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 これを読んでいるあなたが高校生なら「夏休みには大学のオープンキャンパスを訪問しよう」という課題を出されている人もいるのではないでしょうか。自分の将来を決めるために、大学に進学するか、進学するならどの学部・学科か、大学はどの大学にしようか。いろいろ考える必要があります。今はインターネットのおかげでたくさんの情報が手に入りますが、それでも本当にその場所を訪れることではじめて実感をもって理解できることも数多くあります。何より、実際に訪れることで自分が得られると予想していた以外の情報を「偶然に」得てしまうこと。これがリアルな体験の重要さというものです。この意味でも大学のオープンキャンパスを訪問することには大きな意味がありますから、例え課題となっていなくてもこの機会に多く高校生諸君に大学のオープンキャンパスに訪れてみて欲しいと思います。

 とまあ、ここまでは人生の先輩からの一言。で、この後は本学工学部応用化学科のオープンキャンパスについて具体的なお話を。

 今年度の、というか来年2023年4月入学者を対象としたオープンキャンパスですが、今までも7月の夏休みに入ってすぐにも、それ以前の6月の日曜日にも、それまた以前の3月にも実施しています。とは言え、やっぱりオープンキャンパスが一番盛り上がるのは夏休み本番の8月に入ってから。今年の8月は7日と21日、ともに日曜日の開催を予定しています。

 今年度のオープンキャンパス、応用化学科は今までの違って研究室訪問を中心とした新しいスタイルで実施しています。最初は勝手が分からずに戸惑う事もありましたが、だんだん「カイゼン」されて今はスムーズに実施できるようになっています。

 とはいえ、最初は一般的な講演形式のコンテンツから。学部・学科の説明など必須で定番の内容はもちろん、本学工学部の特徴であるコーオプ教育について、実際に参加した先輩学生からの生の声もあります。

 さらに講演形式のコンテンツがもう一つ。これは7日と21日で内容が異なっています。7日は私が担当。「サステイナブル工学」についての説明。サステイナブルな社会をつくるために役立つ技術者には何が求められるのか、そのための教育を本学工学部ではどのように実施しているかのお話。21日にもこのお話をしたいところなのですが、残念ながら私は直前の金曜日から海外出張となりました。ということで21日にはもう一人学生さんからの報告。こちらは「NHKロボコン」に参加した工学部機械工学科の学生さんが登壇することになりました。

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 さて、応用化学科で何より注目なのは研究室の公開です。

 高校生の皆さんはなかなか大学の研究室を訪問する機会は無いのでは?実際に研究が行われている場がどんな様子なのか、今回は実際に研究室を訪れてもらう予定です。

 公開する研究室は8月7日と21日で入れ替わるのですが、まずは7日公開の研究室を紹介しましょう。(21日公開の研究室も追って紹介しましょう。)

高分子・光機能材料学(山下・入谷)研究室

石油に代わり植物資源から樹脂を合成する新しい技術を開発しています。

触媒化学(原)研究室

社会を支える様々な反応を操る魔法の技術、触媒について紹介します。

光機能性錯体化学(森本)研究室

光をエネルギーにして物質を作り出す光触媒を紹介します。

有機合成化学(上野 聡)研究室

金属を利用して有機化合物を合成する方法を開発しています。

本学キャンパスを訪問するだけでもいろいろな発見があるかと思いますが、研究室に実際に入ってみればより多くの発見があるのではないでしょうか。

 来週の日曜日(8月7日)には是非本学オープンキャンパスにご参加ください。

 

江頭 靖幸

 

 

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