旅のお供のApple Watch ー番外編「流星号、流星号、応答せよ」ー(江頭教授)
| 固定リンク 投稿者: tut_staff
Apple社製のスマートウォッチである Apple Watch を付けて海外旅行をした、というお話をこちらやこちらの記事で書いたのですが、今回はその番外編。いや、大した事ではなくて「 Apple Watch 」には電話機能もある、というお話です。
私はスマホとして iPhone を利用しています。通常はこの iPhone と Apple Watch が連動していて電話がかかってきて Apple Watch がなり出すとおもむろに iPhone を取り出して「もしもし」と話しだす、という使い方をしています。iPhone はいつも腰のベルトにつけたホルスターに入れてあって、これはスマホ以前、携帯の頃から私の習慣になっています。
海外出張でフィールドワークに出るときはホルスターで腰に、というわけには行きません。(どこにぶつけるか分からないですからね。)そこでいつもと別の場所に入れておいたのですが、そこに電話がかかってきたのです。
Apple Watch がなり出したけど、あれ、スマホはどこだったっけ。うーん、見つからないぞ。
ということで、Apple Watch むかって「もしもし」。
それまで気が付いていなかったのですが Apple Watch にはスピーカーだけでなくマイクもついているのです。普通に通話ができたのですが…なんか恥ずかしいですね。
さて、腕時計型の通信装置というのは私の子供時代、まさに子供向け番組の中で「未来の通信装置」として描写されてきたものです。
有名どころは「ウルトラセブン」(1967)でウルトラ警備隊が使用していた腕時計型の通信機。これは音声だけでなく動画も送れるもので今の Apple Watch より進んでいるかも知れません。(もしかしたら Apple Watch にも動画で通信できるアプリがあって私が知らないだけかも。)
「ジャイアントロボ」(1967)ではロボットへの操縦装置がやはり腕時計型で音声を使ってコントロールしていました。音声操作というのは今みると現実的な技術ですが、私の子供のころにはわかりやすさ重視のご都合主義的な設定だと思ったものです。とはいえこれは「通話」のための装置ではなく一方的に命令を伝える装置のようでした。
記憶をたどるとTVアニメ作品の「スーパージェッター」(1965)がありました。腕時計に向かって「流星号、流星号、応答せよ」と話しかけているシーンが正に今の Apple Watch での電話に近いのでは。もっとも流星号がどんなふうに「応答」したのか、私は全く覚えていないのですが…。
昔の想像上のデバイスが今や現実のものとなっている。こんなことからも技術の進歩を実感できる、そう考えると年を取るのも悪くはないななどと思ってしまいます。
PS:「スーパージェッター」のオープニングにはジェッターを演じる市川治氏のセリフが入っていて、その締めが「流星号、流星号、応答せよ」だったと記憶していました。ところが今回Youtubeで聞いてみると「流星号、応答せよ、流星号」だったんですね。
「日記 コラム つぶやき」カテゴリの記事
- 英文字略称(片桐教授)(2019.03.13)
- 地震と夏みかん(江頭教授)(2019.03.11)
- 追いコンのシーズンはご用心(片桐教授)(2019.03.07)
- Don't trust over 40℃!(江頭教授) (2019.03.06)
- 「加温」の意味は「温度を加える」?(西尾教授)(2019.03.04)