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帰国にむけてPCRテストを受けました(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 先日来、2年半ぶりにオーストラリアに出張している、というお話を書いています。

 出張も終わりに近づくと今度は帰国のための準備が始まります。今回の出張で特別なのはやはりコロナ関連。日本に帰国して入国する際に「出国72時間前までの陰性証明」という条件がある点です。オーストラリアへの入国に際しては特に必要がありませんでしたから日本の方が条件が厳しいのですね。

 陰性証明といっても日本の検疫で認められるのはPCRのみ。さらにサンプルの採取方法にも指定があって唾液はNGだとか。指定に従った検査をしてくれて日本語の証明書を作ってくれるところを我々の前に出張していた人から教えてもらってまずは予約を。検査の結果はスマホのショートメッセージで送られてくるのだそうです。オーストラリアに着いてからスマホのSIMを現地のものと交換するので番号も代わります。ですから、予約はオーストラリアに入ってからになりました。

 検査所はパースの周辺。検査を受けてすぐに結果がでるのなら帰りに空港に行く前に立ち寄れば良いのですが、今回は結果がでることを保証するには48時間は見て欲しいとのこと。2日前に空港に行ってそのまま時間を潰すのはいくら何でももったいない、と言うことで72時間(3日)前すぐに検査を受けられる様にパースに移動し、再度調査地にとんぼ返りする、というやや面倒な行程を取ることになりました。

 パースで一泊して朝からナビを頼りに検査場に向かうと、なんか駐車場のようなところです。

Fig0_20220901173001

 中に入ると正に駐車場。ドライブスルー方式の検査場が2レーン準備されていました。混雑している、という印象はありませんでしたがそれなりに検査を受ける人がひっりなしで来ている印象です。

Fig1_20220901173101

 さて、生まれて初めてのPCR検査。担当の人が鼻の穴の奥を「スワイプ」してくれました。ちょっと痛い痛い!私はびびりなので自分では入れられないよな、などと考えている内に採取は終わりました。(写真は私の検体採取の様子です。)

Fig2_20220901173101

 さて、検査を終わらせて調査地に戻るとすぐに検査結果が送られてきた事に気が付きました。早っ!まだ検査から24時間、いや12時間も経ってないけど…。それが分かっていたら空港に行く前に寄るだけで良かったのに。まあ、今回12時間未満だったことと「48時間以上なら確実」という主張が矛盾はしてはいませんけどね。

 恐る恐る結果を見ると有り難いことに私を含めて今回の調査の参加者全員が陰性でした。これで普通に日本に帰ることができる、と一安心です。

 なお、以上の内容は私が出張から帰国する時点での情報に基づいています。実はこのすぐ後「出国前の72時間以内の陰性証明書について、9月7日から政府が認めたワクチンの3回接種を条件に不要とする」という発表がありました。残念、私達の帰国にはぎりぎり間に合わなかったのでした。

江頭 靖幸

 

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