農場の風景いろいろ(江頭教授)
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先日来、2年半ぶりにオーストラリアに出張している、というお話を書いています。前回は調査地周辺の農場の朝の風景について紹介しましたが、今回は朝に限らずいろいろな風景を。
まず印象的なのは菜の花のが一面に咲いている風景でしょう。車から見るとどこまでも広がっている黄色い花が流れる様に過ぎてゆく風景はどこか非現実的にさえ感じます。
こんな風景を見ると「写真の撮ろう!」と思いついて実際に写真を撮るのですが、いや、実際の風景の感動の十分の一も伝わらない。写真というのは難しいものです。
風景の感動を伝えるのは難しそうなのでここでは記念写真を上げておきましょう。同行した人に撮ってもらったので写っているのは私です。
さて、こちらも車の中から見えたキャノーラ畑の風景ですが、少し珍しいものが見えたので撮ってみました。黄色いキャノーラ畑の向こう側、大麦か小麦か分かりませんが緑の畑の向こうから何やら煙が立っているのです。
この日は低い雲が垂れ込めていて、野火でしょうか野焼きでしょうか、発生した煙が雲の高さまで届いているのが珍しいですね。煙は雲を突き抜けることはなく、雲の天井に遮られるように溜まっています。これが「反転層」というものでしょうか。細かい事は忘れてしまいましたが、風景から言葉だけは浮かんできました。
西オーストラリアも海岸の都市パース辺りでは内陸方向に山が見えるのですが、それを越えて内陸地方の進むとほとんど山というものがありません。なだらかな起伏で大きな建築物もあまり有りません。(せいぜい小麦を輸送する鉄道沿いに作られたサイロぐらい。)非常に見晴らしが良いのでいろいろな風景を見ることができるのですね。
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