寂しがり屋のノートパソコンには時々顔を見せてあげないと(江頭教授)
| 固定リンク 投稿者: tut_staff
前回デスクトップパソコンの話を書いたのですが、久々にデスクトップパソコンのインストールを最初のOS(というかWindows)から進めてみると、ノートパソコンとデスクトップパソコンがだんだん別物になっているんだなあ、などと感じます。昔はデスクトップパソコンがあるべきパソコンの姿でノートパソコンはどこまでそれに近づけるか、という見方をしていたものですが、今ではノートパソコンは独自の進化を遂げていて、デスクトップパソコンがそれを追いかけているような。
パソコンを使うとき、一番最初のログインの段階からすでに違いが明らかに。デスクトップパソコンはオーソドックスにパスワードを入力(おっと、最近は番号だけ。名称も PIN というのでしょうか)するのですが、ノートパソコンにはいろいろなオプションが。
まずはカメラ機能を利用した顔認証によるログイン。そして私の使っているノートパソコンには指紋認証用のセンサーもついています。顔認証、指紋認証、そしてPIN入力と三つのログイン(いや、サインインか?)手法が選べるのですね。
さて、少し話はずれますが、私がノートパソコンを使う際にはなるべく大型のディスプレイに接続して利用しするようにしています。最近、ノートパソコンの小さい文字をみるのがつらくって。でもキーボードはノートパソコンのものを使うので、ディスプレイの前にノートパソコンを置く、という位置関係に。
普通にノートパソコンを使う時のように液晶画面を立てて使うとディスプレイをみるときに邪魔になる。ということでディスプレイをうんと大きく開いて(90°から180°に、とまでは言いませんが150°くらいには開いているでしょうか。)置いています。これは仲々快適なのですが、一つ問題が。
ノートパソコンの前をはなれ、しばらくして戻ってくるとノートパソコンはスリープ状態に。キーボードを触るとノートパソコンのカメラがチカチカし始めます。「ユーザーを探しています」とのメッセージが。そのチカチガが続くのですが…そうか、ノートパソコンのカメラはディスプレイに付いているので大きく開いた状態だと天井しか写らないのか。
こうなるとノートパソコンのディスプレイを起こして顔を見せてあげることに。
いや、指紋認証でもPIN入力でもいいんですけどね。なんとなくカメラのチカチカを見ていると、寂しがり屋のノートパソコンには時々顔を見せてあげないと、と思ってしまうのでした。
「近すぎます、離れてください」
あっ、ごめん。
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