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「保護者会」が開催されました(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 先週の10月9日と10日に紅華祭(学園祭)が行われたこと、その二日目に応用化学科の同窓会を実施したことは既に紹介しました。実は紅華祭と並行して行われる本学のイベントはそれだけではありません。春と秋に実施している保護者懇談会の内、秋に実施する懇談会が実は紅華祭と同時に行われているのです。今年も三年ぶりに対面実施された紅華祭に合わせて保護者懇談会が行われました。

 大学生なのに「保護者懇談会」とは如何なものか。私も最初はそんな風に思ったものです。大学生にもなれば一人前、いちいち親がでてくるなんて、と学生の頃の私なら思ったところでしょう。でも今大学の教員になって大人数の学生諸君と接して思うのは、多くの若者が経験する初めての社会生活である大学生活というものにはリスクが付きものだということ。その場合は学生本人の周りの人たちが協力して対応するべきで、そのためのも大学と保護者にはつながりが必要ですよね。

 (とは言え「保護者」って言葉はどうでしょうか。私の感覚だと「ステイクホルダー」が一番近いのですが、学生本人から見るとちょっとイヤかも。「家族」懇談会となるとたくさん人が来てしまいそうだし。良い言葉が見つかりません。)

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 さて、この保護者懇談会、我々応用化学科は、というか工学部では指導教員かアドバイザ-教員(研究室配属前の学生さん一人一人に対応する「担任の先生」的な教員です。アドバイザー制度についてはこちらを。)が面談を担当しました。教員からすると休日出勤になるのですが、面談の内容を充実させるためには、やはり学生さんと関係の深い教員の方が良い、という判断です。

 以前は担当教員が面接することができないケースもありました。実はコロナ禍以前はこの保護者会を国の地方都市でも開催していたのですが、地方都市での開催となると担当教員が全員で出張するのは難しいですからね。

 さて、コロナ禍の影響もあり、現時点では地方都市での保護者会は再開されていません。そのため今回の面接でもかなり遠方から足を運んでいただいた保護者のかたもいらっしゃいました。今後のことを考えると、地方都市での保護者会を再開するよりもオンラインでの保護者会を新たに始める方が良いようにも思います。

江頭 靖幸

 

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