履修登録のこと(江頭教授)
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本学の冬学期の授業、今日で第2週間が終わります。学生諸君もそろそろ落ち着いて、授業にもリズムができてきた頃でしょう。
さて、以前も紹介しましたが大学の授業は基本的には選択性になっています。この授業を受けることができませんとか、この授業は受けておく必要がある、といった規則はありますから、完全に選択性と言うわけではありません。しかし、基本が選択性である以上、授業を受けるためには学生諸君が自発的に「自分はこの授業を選択します」と宣言してもらわなくてはならないのです。小学校から高校までのように時間割に書かれた教室に行けば授業を受けたと認定される、という分けではありません。
学生諸君が授業を選択したことを宣言するための仕組みが「履修登録」です。本学では約1週間の履修登録期間にWEB上で学生が各自の履修する授業を登録することができる様になっています。その期間に体調を崩した人は自宅から登録することも可能です。
最初の1回は様子見として、2回目、3回目以降は履修する科目を決めてきちんと出席する、履修登録はその決意を表明する機会だ、というえば少々大げさでしょうか。
さて、実は私たち教員も履修登録が終わるのを待ちわびています。本学ではパソコンやスマホを使った出欠確認システムが運用されていますので、教員は授業への出席者を簡単に確認することができます。
しかし、出席者ではなく、欠席者を確認するためには誰がこの授業に出席するべきなのか、つまり誰がこの授業を履修すると登録しているのか、を知っている必要があります。ですから、履修登録前の段階では欠席者が分からない。教員が欠席者を確認できるのは履修登録の後、つまり授業が始まって2週間以降、ということになるのです。
今日から授業3週間、実は教員も学生同様、自分の授業のクラスの様子が分かってくる時期なのです。
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