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サステイナブル工学プロジェクト演習」中間報告会(2022)(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 11月16日「サステイナブル工学プロジェクト演習」中間発表会が開催されました。これは本学工学部の3年生によるグループワークでの発表会です。この「サステイナブル工学プロジェクト演習」の特徴は3学科合同の授業である、という点です。この中間発表に向けた取組では異なる学科の学生が集まってグループをつくることが特徴になっています。

 発表内容はいろいろな工業製品について、そのライフサイクル全体での環境負荷をどのようにして小さくするか、その方法を提案する、というものです。今回は環境ラベル「エコリーフ」に登録されている工業製品を対象とし、公表されている環境情報データを元に、具体的な改善提案を行い、その効果を評価しました。

 改善提案としていろいろなアイデアを出すことはできても、その効果を評価することは一般的には難しいものです。本学工学部で1年のときから行ってきた「サステイナブル工学」に関する授業で学修したLCA(ライフサイクルアセスメント)の知識を応用することで、はじめて評価を含めた提案が可能になるのです。

 さて、ではその発表の様子をみていただきましょう。

Fig_20221117065601

 

 例年、ポスター形式で実施していた中間発表会ですが、昨年2020年度の中間発表会はビデオ会議システムのZoomを利用したオンライン開催でした。そして昨年からは写真のように全体を8グループに分けて個別の部屋での実施となりました。発表もポスター形式から通常の口頭発表の形式に変更に。

 コロナ禍に対応した三密対策の影響で始まった実施形態なのですが、実はこの方式が結構好評でした。グループ別の発表を中間発表、最終発表(の予選)で同じメンバーにしたので先生は学生さんの発表を2回聞くことができる。中間発表で問題になった点を最終発表までにどのようにブラッシュアップしたのか、などが確認できる様になったのです。

 そこで今年もグループ別の形式での中間発表会を実施しました。学部合同のポスター発表会も賑やかで良いのですが、それは1年生のフレッシャーズゼミ発表会で、ということにしておきましょう。

江頭 靖幸

 

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